お迎え、 ページ5
優摩side
まさか雄樹が腰を捻挫するとは、笑
まぁ、うちの家族、雄樹に甘いからな〜
優摩「すみません、2年の咲坂雄樹の姉ですが、迎えに来たのですが、
先生「上まで上がって大丈夫ですよ！」
優摩「ありがとうございます、」
うわ、懐かしい、笑
うちの家族、うちと雄樹だけ、
親の反対を押し切って、
この学校に来たんだよね、
3階フロアだよね、
ここか、着いた、
生徒１「え、あれ誰？」(コソコソ
生徒２「めっちゃ綺麗だね、」(コソコソ
生徒１「誰かのお姉さん？」(コソコソ
生徒３「あの！誰か呼びますか？」
優摩「あ、咲坂雄樹を呼んでもらってもいい？」
生徒３「あ、はい！咲坂ー！」
雄樹、友達たくさんいるじゃん、
雄樹「もう来たの？早くない？」
優摩「はぁ？わがまま言うんだったら来ないけど？」
雄樹「はい、ごめんなさーい」
優摩「荷物は？」
雄樹「これ、はい、」
優摩「後は？」
雄樹「ない、」
生徒１「まさか、咲坂のお姉さん？！」
雄樹「そうだけど、」
生徒２「え？！咲坂って何人兄弟？！」
雄樹「５人だけど、」
生徒１「えー！？何番目のお姉さん？」
雄樹「2番目、全員だと4番目」
生徒３「えー、意外。」
生徒４「咲坂君って、末っ子？」
雄樹「そうだけど、」
生徒４「そうなんだ！」
雄樹「じゃあ、帰る、じゃあな、」
生徒２「じゃあな！」
優摩「ていうか、女の子の友達は？」
雄樹「別にいないけど、」
優摩「えー？！彼女は？」
雄樹「まだ、」
優摩「嘘つけ、知ってるからね〜だ、笑」
雄樹「は？！なんで？！」
優摩「やっぱ、いるんだ、笑」
雄樹「くっそ、」
優摩「で、相手は？どんな子？何部？」
葉月「あ、雄樹！もう帰るの？じゃあね！」
雄樹「おう、じゃあな、」
優摩「あの子？彼女って？」
雄樹「そうだよ、」
優摩「可愛い子だね、さすが雄樹、笑」
雄樹「でしょ？さすが俺でしょ？」
優摩「あ、明日は絵摩だから、」
雄樹「え？マジ？」
優摩「あ、ありがとうございましたー、」
先生「いえ、お大事にー、」
雄樹「え？絵摩姉帰ってくるの？」
優摩「うん、早く、車乗って、」
雄樹「はーい、」
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作者名：安 井 い ち か | 作成日時：2018年6月19日 6時
