Lovely Xmas ♡【 JW赤×緑】 (ページ42)

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「今日、泊まっていくん？」
「そのつもり、やったけど…あかんかな？」
「…まぁ、ええけど」

その間、気になっちゃう。やっぱり迷惑かな、やっぱり、俺のこと、もう好きじゃないんかな。

会話はあるよ、もちろん。ご飯中、久しぶりに色んな話をしてめっちゃ楽しかった。
けど、違う。これは友人の距離感だし。…俺たち、恋人のはずやし。

ご飯を食べ終わって、先お風呂どうぞ、としげが言うからお言葉に甘えて。

これからソウなるかもわからないのに、いつもより念入りに洗ってしまう。
鏡で見てみる、自分の体。白い肌、お手入れもしっかりしてるから、綺麗だとは自負しているけど。やっぱり男のカラダで。

…やっぱり、ダメだ。きっとしげは、俺のカラダなんかじゃもう、興奮しない。
一気に自信をなくした。ごめんのんちゃん淳太、俺、無理だ。

「じゃあ、おやすみ」
「ん、おやすみ」

帰ってきた時間が遅かったし、なにもなく、ふたりともお風呂入り終わって、そのままベッド。

前までなら、抱きしめて寝てたはずやのに、今日はしげは俺に背を向けて、距離をとって寝てる。

大きな背中、大好きな背中を眺めてると、なんだか泣きたい気分。

気づいたら逞しい背中に擦り寄って、泣いていた。

「、神ちゃん？」

「…ごめ、しげ…ッ」

あぁ、めんどくさい恋人だ。
きっと、僅かばかり残っていそうだった俺への愛が、ゼロになった。

「嫌いにならないで、ッ…」

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