元カノに降格しました【宮侑】 (ページ14)

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お昼休み

お腹が空きすぎてなのか、
これから起こることに対してなのか謎の腹痛に襲われる

治「 A、今からツムのとこ行くん？」

「うん、今から行くとこ」

治「そか⋯答えはまとまったん？」

「全然、なんかもうなる様になるしかないよねー」

そう言うと、治は複雑そうな顔をした

治「もう投げやりになっとるやん」

「なんか色々考えすぎて考えるのが面倒くさくなっちゃった」

治「なあ、A 」

「ん？」

治「今日の部活終わり、一緒に帰らへん？」

「別にいいけど⋯急にどしたの？」

治が改まってそんなこと言うなんて、珍しい⋯

治「いや、俺なりの慰めやん！別れたら一人で帰るの寂しいやろ」

「別れること予知されてるのが怖いわ！」

治「お前のことを思っての保険やん！？」

「いや、慰め下手かよ⋯ 」

逆に落ち込ませに来てどうする

「でもまあ、今日は一緒に帰りましょうか治くん」

治「おん、途中でコンビニ寄ろや！」

「コンビニ⋯？」

治「今日発売の期間限定満腹おにぎりがあんねん！
だからそれで、朝の貸しはチャラでええよ」

なるほど、それを私に買えと？

「それがほぼ目的だろ⋯ 」