貴族の恋愛《お前は俺のモノ》

第35話 ページ38

貴方side


アカリ「あーあなたが最初の花嫁さぁん？」



貴「えっ、最初？」



アカリ「あたしが次の花嫁だから、あなたは何もしなくていいのよ〜」



何よ、私も候補に入ってるんだけど…




龍「よろしくな、何歳なん？」



アカリ「19でぇすぅ」



涼「じゃあAが歳上だね。」



アカリ「えー、何歳なんですかぁ？」



貴「22歳だよ」



アカリ「へぇー、おばさんじゃん！」




はぁ！？！？←




アカリ「実はあたしぃ、こんなにイケメンさんがいてぇ、ドッキドキしてるんですぅ」




涼「…そ、そう。」




龍「どうしたん？亜嵐」




亜「気にいらねぇ、女。」




出た、亜嵐くんのドS…




亜「Aがおばさんなら、お前は、
ビッチだろ。」




ビッチ…！？




アカリ「もぉ〜亜嵐さぁん〜」



亜「チッ、汚ねぇ触んな」




アカリ「ひどぉい、あたし泣いちゃいそう…」



龍「亜嵐は、今不機嫌やからな。」




亜「風呂入ろっ…あっAも入る？」



貴「入りませーん」



亜「無理やり入らせよっかな！」



貴「それなら涼太くんと入ったら？」



亜「えっ…涼太…」



涼「ひどいな、兄さん…」



アカリ「…な、なら、あたしと入ろぉ？」



亜「初対面のやつと入るかよ」



亜嵐くんは、お風呂に行った。




ここは、仲良くしておかないとね！



歳上だし、ちゃんとしないと…




貴「アカリちゃん、私と入る？」



アカリ「いいんですかぁ？入りまぁす！」




良かった…



隼「…じゃあお風呂の用意しておきますね」




・・・・



ポチャン…




貴「はー、さっぱりするー！」



アカリ「…………」



貴「ん？アカリちゃん…？」



アカリ「何であんたと入んなきゃいけないのよ」




えっ？笑笑




アカリ「私、3人と入りたかったのに、
何でこんなおばさんと…」




おばさん！？まだ22よ！？




アカリ「しかも、何であたしより胸、デカイのよ！」



あっ、アカリちゃんの胸…



アカリ「あたし、Bなのに…あんたEとかデカすぎよ！」




貴「ア、アカリちゃん…？」




アカリ「あんたはあたしの邪魔しないで。あたしが結婚するから、貴族と。
そうすれば、めっちゃ儲かるじゃない？」




貴「…儲けたいために結婚しないで」




アカリ「あんたは邪魔しなければいいの。あたしが花嫁になって有名になるんだから」



私は…


儲かりたいために…ここにいるわけじゃない…

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