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｢っく、ぐすん………｣
泣いているあいだに、足音がこちらに向かっているのがわかった。
こわい、この扉の奥にいるのが一体誰なのか。
村のみんなを、父様と母様をこ.ろしたやつだったら？
私のこともこ.ろしにきたの？
すべての思考回路が暗い方へと向かってしまう。
昌信｢Aっ？ここにいるの？｣
昌豊｢大丈夫だよ、A。今開けてあげるから＿｣
｢っこわい！こないで！｣
だれ、だれなの。かあさま、とうさま、たすけて。
？？｢お前ら、何してんだ。朝飯いらねぇのか？｣
｢｢信玄様！｣｣
外で、だれか、しゃべってる…？
昌豊｢あの、信之が預かることになった子が、ちょっと閉じこもっちゃって…｣
信玄｢…ああ、なるほど。じゃあ俺に任せろよ。｣
昌信｢ですが信玄様、この子かなり人見知りで…｣
信玄｢なんとでもしてやるさ。ほらほら、お前ら飯食ってこい！！｣
足音が、遠くなってく。その一方で、扉の前に腰掛けるのが一人。
信玄｢よっこいしょ。じゃあ、サシで話しようぜ。まずは自己紹介だな。俺は武田信玄。この城の城主、まあ一番偉いやつだな。お前は？｣
｢……………｣
信玄｢あ、だんまりか？それはずるいなあ。｣
｢………A｣
信玄｢お、Aだな。よし、じゃあ俺とAはもう知らない者同士じゃねぇな。仲良くしようぜ｣
｢……………｣
信玄｢そこ、暗いだろ。ろうそく付けてるようには見えねぇしな。俺、そこ苦手なんだよなぁ。真っ暗でら嫌なこといっぱい思い出すんだ｣
｢………いちばんえらいのに？｣
信玄｢そうそう、一番偉いやつでも怖いのたくさんあんだぜ。オバケとかカエルとか、あと牛乳とかな？もう頭の中ぐちゃぐちゃになっちまうんだよ｣
｢…カエルこわくないよ｣
信玄｢え、本当か？じゃあ俺より強いんだなあ。すげえなA。｣
｢あと牛乳こわいは、変｣
信玄｢牛乳は許せよ、苦手なんだよ。｣
｢んふふ、へんなの｣
信玄｢あー、今笑ったな？俺がこんな必死に怖いものと頑張って戦おうとしてんのに｣
｢牛乳とたたかうの？｣
信玄｢そうそう。どうやって昌信に見つからねーように飲んだフリするかとか、昌豊の方にこっそり移すとかな？｣
｢それ、牛乳から逃げてるよ｣
信玄｢いいんだよ、逃げるが勝ちだ｣
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こむ - もう更新はしないんですか、、、、 (2020年12月11日 17時) (
レス) id: 1f65b2d6f9 (このIDを非表示/違反報告)
柊夜蝶(プロフ) - とっても面白かったです!更新頑張ってください!応援してます (2020年3月4日 17時) (レス) id: 0d3412a237 (このIDを非表示/違反報告)
夜月ライ→みなみ(プロフ) - 鈴蘭さん» 閲覧ありがとうございます！信春さん押し！？私もです！！まだ全然出てないけど、登場まで少しお待ちください…！！ (2018年5月27日 9時) (レス) id: 7df48d7d67 (このIDを非表示/違反報告)
夜月ライ→みなみ(プロフ) - ゆーゆさん» コメントありがとうございます！昌豊さん推しですか！可愛いですよね！！まだまだ主ちゃんと遊んでもらうので見ててください！ (2018年5月27日 9時) (レス) id: 7df48d7d67 (このIDを非表示/違反報告)
夜月ライ→みなみ(プロフ) - 理衣さん» ありがとうございます！亀更新で申し訳ないですが、飽きずに見ていただけると嬉しいです！ (2018年5月27日 9時) (レス) id: 7df48d7d67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みなみ | 作成日時：2018年1月15日 8時
