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妖が4匹 ページ4

「煉獄さん……」



「なんだ!?」



「この腰にある手を退けてもらっても?」



「何を言ってるのか分からない!!」



「この短時間で頭悪くなりましたね」









北北東へと飛び始めた八咫烏の上で、私は煉獄さんが腰を抱きしめて離してくれないので困っていた





ウム。とても迷惑だ





「そんながっちりホールドしなくても私落ちないですから」



「それは分かっている!!しかし、そのスカートの短さでは下の民に下着が見えてしまう!!」





「この高さで下から見えるとか神の領域ですか?ていうか八咫烏に乗ってるのに、どうやって見るんです」





「…………わっしょい!!」






いや、ただ腰を抱きしめたいだけかよ






「まぁ別にいいですけど、これ以上力入れないでくださいね。痛いんで」


「承知した!!!!」




「はぁ……あ、神門。」






大きな声で返事した煉獄さんに「本当に分かってるのか」とため息を着いていたら後方から神門が飛んできた



そう言えばまだ詳しい場所が分かっていなかった




「神門、上弦の参は何処?」




『この先の洞窟!!早く行け!!逃げてしまう!!逃げてしまう!!』




「はいはい、洞窟ね。分かりましたよ」







全く、相変わらず生意気なんだから









「でも、洞窟じゃあ大きな攻撃が出来ませんね。私は今回の戦闘は不向きです」




「それは言えているな!!だが安心しろ!!俺が傷一つとして付けさせない!!」



「それはありがたいですけど、上弦が相手なので私より鬼を優先してくださいね」



「………いた仕方ない!!だが、できる限り守らせて貰う!!」



「了解です。まぁ、私も一応戦いはしますけどね…………扇子が広げられれば」






そう、私の武器は鉄でできた大きな扇子が2つの

大鉄扇なのである。



大体、開いたら1m位なので大きな攻撃が得意だ


刀はどうも振り回すとこっちが切れちゃいそうで怖い………







「あ……煉獄さん、洞窟ってあれでしょうか?」



「………そのようだ、かなり大きな鬼の気配がする」




山に囲まれた崖の真ん中にぽっかりとあいた大きな穴



おそらく洞窟であろうそこからは、普通の鬼では考えられないほどの気配が漂っている








「八咫烏、穴の脇に下ろして。」



『…………承知』







命令すると返事をして静かに下降し始める八咫烏



この子は素直でいい子だわ

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美穂(プロフ) - 終わってしまって寂しいです (2022年8月10日 14時) (レス) @page22 id: c0f42fdb83 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっくり四つ葉 - 素晴らしい作品をありがとうございます! (2020年8月26日 18時) (レス) id: 135b7cf6d1 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - イメ画上手ですね。 (2020年6月28日 8時) (レス) id: 053924f0e5 (このIDを非表示/違反報告)
霊夢たん! - 無惨様怖っ、更新頑張ってください!続き楽しみにしています! (2020年6月21日 19時) (レス) id: 196d7d8985 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - ナタデココさん» 誤字すみません至急なおしますm(_ _)mご指摘ありがとうございました! (2020年6月11日 21時) (レス) id: 94fcd95241 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:爆音小僧 | 作成日時:2020年6月1日 21時

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