彼氏とラーメン食べに行ったら有名カップルになりました。え、なんで？【時透無一郎】

時透くんの可愛い一面 ページ10

『ぜぇぜぇぜぇ』





やっとの思いで家にたどりつく




時透「A走ってないじゃん...」






『宙に浮くことによって体力が削られたんだよ』







携帯を充電っと...






ｷﾞｭｯ






『お、どうした時透無一郎』





『甘えたさんかい？』







後ろから腕を回してくる時透くん






時透「ん...」







眠いの？え、眠いの？






『寝る？』






時透「寝る」







大学は今日は休みだったけど



いつも大変だもんなぁお互い







ﾌﾜｯ






『え』






時透「...」






いや無言で宙にあげるのやめい







『おろして？寝るんでしょ？』





時透「寝るよ？」







『私眠くないもん』







ﾄﾞｻｯ





すると私をベッドに投げて馬乗りになってくる







『時透くん、もしかしてだけど』







時透「抱く」









『待って待って‪w急な出来事で笑うしかなくなってるんだけどさ‪w』









『寝るの意味履き違えてる。』






時透「そうなんだ」









こいつ日本語理解しようとしてねぇな








『まてぇい！』



『夜にしよ、夜夜』







時透「じゃあ2倍させてね？」








『うん、わからない』








『てかどうしたの？』








甘えてくるのはまだしも






こんな時間から自主規制したがるのは何かあったときくらい




なくてもするときはするけど(小声)









時透「別に」






あら、なにか不機嫌でいらっしゃる








あ、もしかして







『ネットで騒がれたのが嫌だった...？』






時透「...」








時透「だってAの可愛い顔がみんなにバレちゃったし、これから今までみたいに2人で楽しめないかもしれないし、さっきみたいに喋りかけられたら嫌だし、Aのこと独り占めできない...もう...」









今のはキュンときた



満点だこれは









『私も嫌だけどさ、』






『どうせ私たち周り見えなくなるじゃん...？』







時透「だからAが他のたくさんの男に知られちゃったのが嫌なの」






ｷﾞｭｯ







『時透くん可愛すぎない？』






時透「可愛いは嬉しくないんだけど」






時透「やっぱり抱く」









『ヘイストォォォォップ！！！』

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