検索窓
今日:6 hit、昨日:17 hit、合計:5,972 hit

13 ページ14

警笛の音。

死の叫び。

誰かの悲鳴。

過ぎてく電車の音。

無惨な赤い跡。

降り注ぐ雨。

煩い雨音。

全ての音が頭の中でこだまする。
全部の音が煩い。

雨が赤を洗い流す。

●●●

後から葬式に行った。

彼奴の両親から貰ったのは彼奴の日記と何時も持ってた本。

何もかも恐ろしかった。貰っても嬉しく無かった。

彼奴の日記は何故か俺と初めて会った時の事だけが書いてあった。それから先の事は何も。

外は太陽が顔を出していると云うのに雨の音が煩い。

エピローグ→←12



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (14 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
設定タグ: , シリアス , ヤンデレ気味   
作品ジャンル:純文学, オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:海が見たい | 作成日時:2017年5月7日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。