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「A元気そうだね、何かあったの?」


翌朝、友人が私の様子を不思議に思ったらしく声をかけてきた。


「実はすごく上手い人とフレンドになれたんだよね。運が良かった!」


友人はすごいじゃん!と一緒に喜んでくれる。彼女の良いところは、どんな人間にも平等なところである。人に対して偏見を持って話さないが、隠し事をするとすぐバレる。

そしてすごく優しい。


「Aは今日はバイトだっけ?」


「そうだった、忘れてた」


私は一人暮らしということもあり、近くのコンビニでバイドをしている。もう1年近く続いていて、辞めるに辞めれない状況であった。

周りの人は良い人ばかりだけど、仕事内容はあまり自分に合っていないような気がした。


「やめ時見失ってるよね」


「その通りです」


彼女は呆れ顔でやれやれ、と肩をすくめていた。私もいつまで経ってもやめない自分に呆れてます。


「はぁ…早く家に帰りたい」


「うちも〜。一緒に頑張ろう!」


「うっ、まぶしい」


彼女の輝きに目を細めながら、私達は講義室に向かって歩いた。

講義の準備をしていると、スマホの通知音が鳴る。そこには『ミケネコ』と書かれていて、下に文章が続いている。


『今日の夜23時くらいからパーティ組んでやろう』


まさかのお誘いだった。

急いで今日のバイトが終わる時間を確認する。確か、22時には終わるはずだ。


「…五月A、返事をしなさい」


「は、はい!」


教授の声で顔を上げると、もう講義が始まろうとしているところだった。この教授はわざわざ口頭で出席確認をしてくることで有名な人だと言うことを忘れてた。

横で友人が笑っている声が聞こえる。

すみませんと言った後チャットを開き、大丈夫だという返信をする。なんだか1日を乗り越えられる気がしてきて、講義にやる気が出たのはここだけの話だ。

◯5→←◯3



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花道時代(プロフ) - えまさん» コメントありがとうございます!いつも感想を書いて頂き嬉しかったです! (4月22日 7時) (レス) id: 0bbda94348 (このIDを非表示/違反報告)
花道時代(プロフ) - 食べるさん» 感想ありがとうございます!そのように思って頂けて、書いた側としては嬉しいです。読んで頂きありがとうございました! (4月22日 7時) (レス) id: 0bbda94348 (このIDを非表示/違反報告)
えま - 完結おめでとうございます!とっても面白かったです!! (4月21日 15時) (レス) @page41 id: c3dc1b262f (このIDを非表示/違反報告)
食べる(プロフ) - 完結おめでとうございます。主人公の考え方や最終的な二人の関係性のあり方など、共感できるところが多く、すごく楽しめました!日々の合間にこの小説を覗くことが、個人的な楽しみでした😳素晴らしい作品を、ありがとうございました! (4月21日 11時) (レス) id: 52b293a903 (このIDを非表示/違反報告)
花道時代(プロフ) - カナタさん» 感想ありがとうございます!これからも、色んな作品を書いていきます! (4月18日 14時) (レス) id: 0bbda94348 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花道時代 | 作成日時:2024年3月11日 21時

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