こっちを向いて！カルエゴくん！

先生とスキ魔I ページ18

【先生と写真にて】

カルエゴとAが写真を撮り終えた後。
「Aちゃん、嬉しそうだね」
「何がそんなに嬉しそうなのか理解できんな」
「そう言うカルエゴくんも…」
「何か言ったか？シチロウ」
「ふふ、何でもないよ」


【先生と家庭訪問にて】

カルエゴはふと気になる事があった。
「担任には家庭訪問で何か言われたのか？」
「え？カルエゴ先生と仲良いね、もういっそカルエゴ先生に家庭訪問してもらったら？って言われましたよ」
「よし、今すぐAの担任はここに来い」


【先生と終末日にて】

カルエゴとシチロウは準備室で会話をしていた。
「そういえば、今日もAちゃん来てたの？」
「来ていたぞ、それもウォルターパークに連れて行けと面倒だった」
「連れて行けば？あの子、いつも一人で寂しそうだし。それに、カルエゴくんと一緒なら喜ぶよ」
「…考えておく」


【先生と一人称にて】

準備室に戻ってきたシチロウは、驚いた。
「え、なんでカルエゴくんはAちゃんの頭を掴んでるの？」
「バラム先生！助けて！」
「シチロウ！手を貸すなよ！」
「…ふふ、仲がいいね」
「笑ってないで助けてよ！」


【先生と宴にて】

Aは自分の夢を話した後、すぐに眠ってしまった。
「良かったですね！カルエゴ先生！」
「はぁ、私のようになってどうするつもりなのか」
「慕われるのはいいことですよ。さて、カルエゴ先生は眠っちゃったこの子を家まで送ってあげてくださいね」
「言われなくてもそうします」


【先生と風邪にて】

Aがアメリの前で倒れた後、すぐにやって来たのはカルエゴだった。
「カルエゴ先生！」
「おい…大丈夫か、A」
「カルエゴ…くん」
「何故、無理をするんだ。アザゼル、Aの荷物を持って来てくれ。私が家まで送る」
「！？…はい！分かりました」


【先生とピアノ】

放課後、プルソンと会ったA。
「カルエゴくんにさ、貴様仲のいい奴がいたのかって言われたんだよ！ひどくない？」
「確かに、A先輩は仲のいい悪魔いなさそうだよね」
「えー、どうして？」
「どうしてって、あの陰湿教師にグイグイ言ってるからじゃない？というか、僕と話してるところ見られたら浮気とか思われるよ。僕、巻き込まれるの迷惑なんだけど」
「どうして！傷付いた！」
「A先輩…いくらこう言っても来るんだから、傷付いてなんかいないでしょ」

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