先生と特訓 ページ13
終末日も明け、いよいよ収穫祭の時期が近づいてきた。
どうやら一年の問題児クラスには厳しい課題が突きつけられた挙句、特訓が待ち受けているらしい。私は早速、カルエゴくんのいる職員室へ向かった。
職員室は収穫祭の準備てわ忙しいのか、先生方はほとんどいなかった。
「カルエゴくん！」
「先生と呼べ。で、今日は何の用だ」
「問題児クラスに特別授業がって聞いたんですけど…カルエゴ先生は担当じゃないんですか？」
「そうだ、指導統括だからな」
「…そうなんだ」
なんか、嬉しいようなホッとしたようなそんな感じがした。
やっぱり、カルエゴくんのことが好きだしそう思うのも無理はないのかな。
「それで、今日はそれを訊くためだけに来たのか？」
「え、まぁそうなりますね」
「そうか…何をぼけっとしている、紅茶を飲んでいくのだろう？」
カルエゴくんはそう言いながら自分の席に戻り、椅子を一つ出した。カルエゴくんは早くしろ、と私に言って紅茶を淹れ始める。
「バラム先生は特別授業するんですね」
「あぁ、この前の一件でシチロウに指導を求める生徒がいたからな」
「そっか…バラム先生、すごい悪魔だからなぁ。羨ましい」
カルエゴくんは私の言葉に反応して、眉間に皺が寄った。
「貴様は、私よりもシチロウに指導を受けたいのか？」
「え、違いますよ！確かに、バラム先生は尊敬してますけど…でも、カルエゴくんの方が、私は…」
あ、これ以上話すのはまずいな。
「…とにかく、カルエゴ先生の指導の方が興味があります」
「そうか、ならいい」
最近、カルエゴくん色々おかしくないか。
なんて頭の中で考えていると、カルエゴくんはため息をついた。
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あまね(プロフ) - めちゃ好き、、、、完結だ、、 (5月6日 23時) (
レス) @page35 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
花道時代(プロフ) - 朱莉さん» ドキドキしていただけたなら嬉しいです！完結までありがとうございました！ (2022年9月22日 19時) (レス) id: 0bbda94348 (このIDを非表示/違反報告)
朱莉(プロフ) - 完結お疲れ様でした！！陰ながら読ませて頂いていて、毎回更新される度にドキドキしてました！！！いい作品を書いて下さりありがとうございます！！！ (2022年9月22日 6時) (レス) @page35 id: 4569dbbd6e (このIDを非表示/違反報告)
花道時代(プロフ) - 霰さん» ありがとうございます！やる気が出てきます！更新頑張ります！！ (2022年8月23日 16時) (レス) id: 0bbda94348 (このIDを非表示/違反報告)
霰 - 頬が緩んじゃいました！更新まってます！がんばってください (2022年8月23日 15時) (レス) @page14 id: 5d8ece0cb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花道時代 | 作成日時：2022年8月15日 15時
