馬鹿だけど人思いな少女が審神者になった【刀剣乱舞】

30話 ページ31

同｢俺は、同田貫正国
俺たちは武器なんだから強いのでいいんだよ｣



燭｢伽羅ちゃんじゃなかった…｣



同｢な、何だよ！あからさまに嫌そうな顔してんじゃねーよ！
てかお前誰だよ！てか審神者喋れや！｣


貴｢あわわわわ…
か、顔に傷が…
それに…そんなにノンブレスで喋って…｣



同｢え、え…？｣

御｢正国〜！｣


同｢うわ！お前、御手杵か？！
抱き着いてくんな！｣



うわ、ボーイズ…ラブ…だと？！



それに、絶対この人いい人だよ！


燭｢主…｣


貴｢あぁ！ごめんね！ほったらかしちゃって｣

燭｢そうじゃないんだ…
もう１回鍛刀してくれないかい？｣



貴｢え？いいけど…
会いたい人、同田貫さんじゃなかったの？｣



燭｢全然違う…｣


同｢ｱｱﾝ?!｣

御｢まぁまぁ｣



貴｢じゃー、さっきのレシピでいいよね
さ妖精さーん、お願いします｣


燭｢1時間半…か…｣



貴｢ごめんね…？燭台切さん｣


燭｢ううん
僕の方こそごめんね？無理言って｣


貴｢会いたい人ってどんな人なの？｣


燭｢うーん、前の主が一緒の刀で3人いたんだ

派手好きな子と、馴れ合ってくれない子と、人を驚かせるのが大好きな人なんだ

あと、同じ刀派の人にも会いたいけど、すごく手に入りにくい刀なんだって｣


貴｢そっか…
個性的な人がいるね｣


燭｢うん…｣


貴｢…絶対鍛刀して見せるからね！｣


燭｢…！
うん！ありがとう！｣

31話→←29話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す