加州清光からの異常な愛【加州清光】

5話 ページ5

ふー、今日は楽しかった。


布団を敷に、その上に盛大に横になり今日あった事を振り返った。


御手杵に肩車されたり(ちょっと怖かったけど)、

みっちゃんにマッサージされたり(ちょっと痛かったけど)、

損しかしてなかった…。


まぁ、皆からのそれなりの愛情表現だろう。

審神者をして良かった。


短刀達のためにも、一期一振を顕現させてあげないとな。


皆、表情には出さないけど、本当は寂しいんだろうな。


と、

ｺﾝｺﾝ


扉の外からノックの音が


貴「はーい」

多分清光だろう。
そう思い、扉を開けると

ｶﾞﾁｬ


貴「安定…？
こんな時間にどうしたの？」


安「…清光と喧嘩した…」


貴「え…？」


…いつもの事じゃね？←


でも、おかしい


いつも喧嘩しても、部屋にまで押し掛けて来ない。

相当派手に喧嘩したんだろう。


貴「とりあえず、話聞いてあげるからおいで」


安「主！ありがとう！」









安「それで、さっき清光と話しててね」


貴「うん」


安「髪切ってたから、何で切ったのか聞いたら、何も答えてくれなかったの…」


貴「ほーほー」


安「長い付き合いだから、話してくれなかった事にムカついて、しつこく聞いてたら

顔殴られて仕返ししちゃって…その繰り返しで…」


貴「あらら…」


安「どうすればいいの…？
僕、清光と仲直りしたい…」


貴「その気持ちで充分だよ…
今すぐ仲直りしたいなら、今から謝ればいいし、

清光と顔合わせしずらいなら、今日はここで寝て、明日謝ればいい。」


安「ありがとう！主！
じゃあ、一緒に寝よう！」


貴「うん！いいよ！」


今日は、天使と一緒に寝ました…。






そんな呑気な事を考えずに、今すぐにでも、安定と清光を仲直りさせるべきだった。







？「…俺の居場所…」

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