【文スト】そんな懐かれても困りますって、乱歩さん。【江戸川乱歩】

episode5 ページ6

乱歩さんと出社し私はデスクへ顔を向ける


「………………………なんか増えてね……？」ﾎﾞｿｯ


昨日より書類が増えている気がする……


「…………………ﾁｯ…」


またかよ……なんて思いながら着々と書類を終わらせていく


国「A、太宰のやつを知らないか？」

「太宰さん？？見てませんよ」


あの人の事だしそこら辺の川で流れてるんじゃないですかね？


国「そうか………………ん、？
お前なんか書類多くないか？」

「！………………そうですか？普通ですよ〜！」


やっぱりそう思いますよね！！

やっぱあのクソアマ一回〆た方がいいと思うんですけど！！！！←


国「………そうか………………ならいいんだが………
…………あ、そうそうAに伝えておk」em「国木田さんおはよぉ！」

国「笑満か、おはよう」


噂をすれば来やがったよ…………

国木田さんはなんでそんなにこいつと普通に会話できるんですか？？

私には無理です♡♡()


「………………国木田さんは仕事に戻ってはいかがです？」

国「あぁ、そうだな
時間を取って悪かった」

「いえ〜」


笑満と歩いていった国木田さん

よし、ちょっと平和になったぞ。

次来てみろ

異能力で抹殺してやるわクソが(((


その日1日私はブツブツとものを言いながらデスクと睨めっこをしていたのであった

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「ははははは、笑満消え去れ笑満消え去れ笑満消え去れ笑満消え去れ笑満消え去れ……………………」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

ｶｽｯ
「…………あれ、？」


ふとボールペンの文字が掠れているのに気が付いた

引き出しを開け他のボールペンを探す


「…………あ、そーいや家で使ってそのままだった……」


どうやら持ってくるのを忘れていたようだ

私は谷崎さんに一言告げ買い出しに出かけた

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店員「ありがとうございました〜！」


レジで会計を済ませ社へ戻る


道中、何やら路地裏に怪しい人影を見つけたのでこっそりと様子を見に行く


？「羅生門！！！」

男「ｶﾞﾊｯ…………」ﾄﾞｻｯ


黒いコートを羽織った男がそう言うと黒い龍のようなものが男を襲う


「マジかよ」ﾎﾞｿｯ

厄介な事になるのは避けたいと思い何事も無かったかのようにその場を去ろうとした


？「おい、貴様
今のを見ていただろう」

「………………なんのことでしょう？」

？「無論、見られたからには消すまでだ
羅生門！！！」

「ｲ"""ｯｯｯ」

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