【文スト】そんな懐かれても困りますって、乱歩さん。【江戸川乱歩】

episode3 ページ4

それからはお互いただただ他愛のない話をしていた

だいぶ酒が回り、頭が回らなくなってきた頃……


太「あ、そーだそーだ。
乱歩さんとはどうかな？」

「んぇ、？らんぽさんですか〜……？」

太「彼とどんな関係なのかなって思ってね？」


どんな関係……？

………………そりゃ…………


「んん〜………………ふつうにしごとなかまなんじゃないですかね〜……？」


それ以外は考えたことは無かった

…………………………たぶん。


太「へぇ………………あ、そうそう。
笑満ちゃんに取られないようにね？」

「笑満………………？
…………………………あぁ…………いましたね……あの〜……………………社会のゴミみたいな人…………」

太「毒舌だねぇw」


私がもう一杯お酒を飲もうとするとそれは大宰さんによって奪われてしまった


「ああぁ……！！……わたしのおさけぇ！！」

太「だーめ！！飲みすぎは良くないよ？」

「むぅ…………………………」

太「…………ｸｯﾌﾌ…wwほんと……そっくりだなぁ？w」

「……………………？」ｳﾄｳﾄ



そこからの記憶はない



多分酔いつぶれたんだろう



でも、確かに記憶に残っているのは



江「＿と！！＿＿で＿＿＿！」

太「＿＿＿〜w＿＿は＿＿！」

江「＿＿と！？＿！＿＿＿＿…………」


乱歩さんの焦ったような顔だった









　





　







　




━━━━━━━━━━━━━━━

ﾁｭﾝﾁｭﾝ

「ん、……………………？」


いつもは聞こえない小鳥の囀り、窓からさす日差し

そして………………






　








　






　





江「ん………………んぅ………………？」


何故か私に抱きつきながら寝ている乱歩さんの姿があった


「え？………………………………ぇ、、？？？？」困惑


え、なんで乱歩さんがここに？？

てか、ここ私の部屋じゃないしっ……！


必死に昨晩の記憶を思い出そうとする


「…確かBARに行ってそれで……………………………だめだ………………思い出せない…………………………」


多分酔い潰れたのだろうだから記憶が無いのだ

でもなんで乱歩さんの家(多分)に…………？

……………………………………考えるのはあとだ

一先ず乱歩さんを起こそう……


「乱歩さん！！！！朝ですよ！！！！」

江「………………………あれ、A？」


起きてくれたことにホッとする私


江「夢か…………！……………A〜！！！！」ｷﾞｭｩｯ

「わわっ、」


え、？

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