【文スト】そんな懐かれても困りますって、乱歩さん。【江戸川乱歩】

episode1 ページ2

江「A〜
仕事終わった〜？」

「後ちょっとで終わります」


私Aは現在武装探偵社で仕事中です。


江「お菓子買いに行こ〜よ〜！」

「後ちょっとなので待ってください」

江「むーはやく〜」


それにもかかわらず乱歩さんはいつも通り私に引っ付いてきます。

まぁ、いつもの事ですが…………


江「Aは僕のこと好き？」


上目遣いでそう行ってくる乱歩さん


「好きですよ〜……仕事中ですから後にしてくださ〜い」

江「絶対思ってないじゃん」

「思ってますよ〜？」

江「ほんとかな〜………………」


最近……いや、昔からずっと

自分で言うのもあれだけど……！！

乱歩さんに懐かれすぎてて困ってます！！！！




「ふぅ…………」

やっと書類を終わらせ一息つく……間もなく……

江「よ〜し！終わったね！！！！お菓子買いに行こ〜！！！！！！」ｷﾞｭｯ

「ｸﾞｪ………急に来ないでくださいよ……
てか、なんで私なんですか………
ほら、もっと他にも居るじゃないですか
笑満さん………とか………………」


名前を言っただけでも吐き気がする

ﾜﾀｼ、ｷﾗｲｱｲﾂ←


江「えー、僕あの人きらーい」

「え」

江「だって我儘だし……それにあいつ男たらしだし？」

「それは、知ってますけども……」


あいつあんな性格だけど顔はいいんだよね…

顔"は"ね？

それ以外はノミ以下←


江「それに＿＿＿＿＿＿
とーにーかーくー！！
僕はA！君じゃなきゃ嫌なのー！！！」

「えぇ………」


仕事も終わらせたしまあいいかなんて軽く思いながら乱歩さんに承諾をする


ていうかさっき、それに……なんたらって言ってたけど……よく聞こえなかったな…

なんて言ったんだろ……


「あの、乱歩さん。さっきのそれに…から聞こえなかったんですけd」
江「早く行こ〜！！」ｶﾞｼｯ

「え、ちょ、…早っ！」


ちゃんと聞けなかったけど、まぁいいか……なんて思いながら私は乱歩さんに連れられ駄菓子屋へ走った


━━━━━━━━━━━━━━━

江「いっぱい買えた〜！」

「まいまねーが………ｳｯ」泣


乱歩さんに全部買わされました☆

30個くらい買わされた私の財布は少し軽くなっているきがした


「なんで私のお金なんですかぁぁぁあ！！！頑張って貯めてたのにぃぃぃ！！！！」泣

江「まーまー、お菓子買えたからいいじゃん！Aも食べなよ！」

「私のお金なんですけど…………」


私は乱歩さんが差し出したお菓子を無言で食べた

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