鬼滅の刃の世界ですか？え？やばくね？［ 弐 ］

累「なんなの？僕のキャラ崩壊しすぎじゃない？」 ページ6

:累

何だかとてもうるさい。
また、山に俺達家族の暮らしを邪魔しに人間が来たみたいだ。
まあ、あいつらは母さんが 殺 す 。

ふと、一人の人間が目に入った
真っ白な髪の女の鬼殺隊。“あの方”が言っていた奴の特徴にあてはまる。
“あの方”が生け捕りで連れてこいなんて、しかもそれを僕達にも言うなんて。あいつは一体何をしたんだろう。

取り敢えず、母さんの糸でﾀﾋにかけになっている奴に夢中の間に糸で捕まえる。
他の奴らに追ってこられても面倒だし、奥の方に引っ張るか、

僕が引っ張りはじめると、ぎゃーぎゃー叫びながら来て、顔面で着地した。
こんな弱そうなやつをなんで“あの方”が探しているのか意味がわからない。

『もっと丁寧に扱えよ馬鹿やろう。』

は？何こいつ。怖がることもなければ痛がることもない。それに、僕のことを馬鹿やろうとまで言ってきたし
顔を拭き終わり、目が合ったので
誰が馬鹿やろうだって？って聞くと顔面を引き攣らせながら自分のことだと言い出した。
それから、なにかを考えるようにしながら
『なんでボクだけ連れてこられたのかな？…まぁでも、可愛い子が見れたからいいや』と言い出した。
かわいい？僕のこと？
「かわいい？だいぶかわってるね。連れてきた理由は“あの方”が探してる人間の特徴にあてはまってたから。」そう答えてやると
驚き、なんで答えれたの？心読めるの？とか言ってきた。
普通に口にでてたんだけど。

『えっ“あの方”って？！ちょっと!!ボクそんな探されてるの？！君も知ってるぐらいなの？！』

“あの方”を、知ってて“そんな”探されてるの？
と聞いてきた。やっぱり“あの方”が探しているのはこいつなんだろう。あってるね といったら、しまったぁ！って顔をした。こんなに表情がくるくる変わるヤツ初めて見たよ。変なやつだな。

それから、殆どの鬼が知ってるんじゃない？と僕が言うとあいつは『ボク有名人ー☆』と言った

色んな鬼に狙われるかもって言うのに呑気すぎるコイツ。…頭大丈夫なのかな？

そんなことを考えているとアイツが急にくるっとその場で回転して走りさろうとした。
止めようとしたけど、自分で止まって叫び出した。
…何がしたいのかな？と考えていたら
クルッとこっちを見て
『肩の蜘蛛をとって!!』と僕に言ってきた
なんなの？蜘蛛でこんなに叫ぶとか。
さっき逃げようとしたよね？と聞くと、もう逃げないから！と叫び続けた
あまりにも叫んでうるさいから、仕方なく取ってやった。

累「二 だよ」→←わーっボクってば有名人☆

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