検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:777 hit

57天パに悪い子はいない編 ページ12

3zに戻ります


私と辰馬は、これを機に結婚した。それと同時に、私の妊娠が発覚した。それからと言うもの、辰馬と過保護が恐ろしく増した。もちろん銀も、晋助も、小太郎も、父さんもだ。辰馬は卑怯な手を使ってくるし、あーもう!やめてよ〜!!


羅「はい。今日の授業は終わり!何か質問は?」
沖「はい」
羅「はい。どうぞ沖田くん」
沖「佐藤の奴ァ懲役15年になりやしたが、慰謝料請求額を早く決めてくれねぇと困りさぁ。姐さん。」
土「そぉぉぉぉごぉぉお!なぁーに一般市民に犯罪者の情報漏らしとんじゃあ!」

やめてくれ。土方さん。追い打ちをかけないでくれ。生徒の視線が痛いから。ねぇ、ほんとに。辰馬に脅されてるから早く準備室行かせてくれよ。バラされるっての。

羅「ハイハイ。この話はやめ!他のクラスにも漏らさないように!号令!」















羅「辰馬〜」
辰「羅須〜!!待っとったぜよ〜!ほれ!」

辰馬は自分の膝をトントンと叩いている。乗れ。とでも言いたいのだろう。

羅「わかってるよ。辰馬、お腹、触ってみて。心臓の音が聞こえるようになったの。」
辰「まことか!?」

驚いた様子で辰馬は私の腹部に触れる。腹の中でなにか動いたような感覚がした後、私の手には、雫が落ちていた。

辰「あぁ。ここに、わしらの子供ばいるんじゃのぉ。また、辰海が産まれてきたらどうするが?」
羅「産まれてきて、あの日と全く同じ子供だったら、この子に辰海の名前をあげたいと思ってるよ。」
辰「羅須がそう言うんじゃったら、わしは否定せん。」

腹に当てられた辰馬の手が、暖かくて気持ちいい。ねぇ、辰馬。きっとこの子には、辰海の名前をつけることになるよ。私たちの子だもの。産まれる場所を間違えるような子じゃないでしょう?

羅「楽しみね。辰馬。ねぇ、少し寒いの。抱きしめて?」
辰「喜んで。わしの可愛いお姫様。」














おぎゃあ!おぎゃあ!

58→←56



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:銀魂 , 坂本辰馬 , 3Z
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:クラゲの子 | 作成日時:2023年6月3日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。