Love is all ＊３【橘ケンチ】

メンバーと食事＊ ページ18

ーーピンポーン


予定時刻より、

20分も早くチャイムが鳴った。


ケンチさんの言葉に驚いたあの日から数日。


SECONDメンバーがうちにくるってことで、

おつまみ作って待ってた私。


今日はSECONDでの収録って言ってたから、

ケンチさんも一緒に来るって言ってたけど…

先に来てくれたのかな？





「おかえりなさい…」



哲「ただいま♡さくらちゃん♡」



「……！！///////」



ドアを開けてすぐ目の前にいたのは、

いたずらな笑顔をして私に花束を差し出す

哲也さん。



その後ろにはズラーッとメンバーがいて、

1番後ろでケンチさんが

頭を抱えてる。



哲「ごめんね♡

突然、みんなでお邪魔するなんていって。」


ドアをいっぱいまで開けて、

ニコニコする哲也さん。



……これは、やばい/////



将「式でも思いましたけど、

やっばい美人っすね…。」


ネ「先日はおめでとうございました。」


ア「ケンチも隅におけねぇなぁ…、」


いつもテレビで見てるメンバーが

続々と顔を出す。



その後ろではケンチさんが、

「もういいから、早く入って入って。」

と、手でメンバーの背中を押してる。


哲也さんから花束を受け取ると、

みんなが続々とリビングへと入っていく。


ドアを開けたまま、

最後に入ってくるケンチさんに、

いつも通り「おかえりなさい」

と声をかけると、


最後に入ったアキラさんが振り向いて

「フゥーーー♡」と冷やかされる…。

……今日、ずっとこのテンションなの…？////

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