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【ハーツラビュル寮──キッチン】
『材料は特に問題なさそうね』
ト「そうだな…大体は決まったがもう一種類くらい追加しても良さそうだな」
『そうね、でもかなり作るのが忙しくなるんじゃ』
学校に行く前にタルトを作る材料を確認する2人
パーティーにはタルトが大体を占めるが他の料理も並ぶ
そのため種類が多ければ多いほどタルトを作る係のAとトレイは忙しくなる
ト「いつも同じのばかりでは飽きるだろう?もう一種類は俺が考えとくからAは他の料理を頼む」
『まぁ、トレイくんが言うのなら……わかったわ』
ト「ありがとう。…もうそろそろ行かないとHRになるな」
『あら、もうそんな時間?』
【メインストリート】
談話室へ行けば既にリドルの姿はなく、ケイトも見当たらないためトレイと共に学校へ向かうA
『(ん?あの後ろ姿)ケイトくん?』
ケ「あっ、Aちゃん、トレイくん。2人ともキッチンで忙しそうだから置いてっちゃったよ〜」
ト「材料探すのに手間取っちまってな」
『ケイトくんは忙しくないの?薔薇塗るのいくら魔法でも大変でしょう?』
リドルとよく一緒にいるA達3人は何かと寮生をまとめる仕事が多く、やることも増える
料理を作るのも量が尋常では無いため1人では回らない
それは薔薇を赤くしたり、フラミンゴ、ハリネズミに色を塗るのもかなりめんどくさいのだ
ケ「あーそれなら大丈夫!きっと今頃他の俺くんが頑張ってくれてるから」
『……そうだったわね』
一瞬何を言い出したかと思ったが瞬時にケイトのユニーク魔法を思い出し言葉をつまらせる
ト「まぁ、順調に準備は進んでるからこのまま気を抜かないようにしないとな」
『えぇ(もう何も問題が起きなければいいけど)』
ケ「引き続き頑張らなくちゃね」
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作者名:かるーあ | 作成日時:2020年5月16日 22時