青宗 ページ3
『真一郎くんこんにちは』
真｢よっA！久しぶり｣
ある平日の昼間、私は真一郎くんに出会った。
見ると作業着を着ていて、噂に聞いていたバイク屋の仕事中だったのだと気づく。
『真一郎くんの仕事場初めて来ました』
真｢そうだったか？なら改めて紹介するぜ。ここが俺の宝箱だ｣
『ニートじゃなくてよかった』
真｢え何て？｣
あ、そういえば。と私は話を変えた。
真一郎くんは私のニート発言が気になっていたみたいだけど無視した。
『最近マイキーとイザナが毎日のようにたかってくるんですけど。どうにかしてやってください』
真｢イザナも？Aすげえな、猛獣使いにでもなれよ｣
『こちとらサーカスの芸人目指してないんですよ』
そう言わずにさと真一郎くんが私を宥めた。
イザナは家族と離れていた期間が長かったため、少し他人に対して心を閉じがちだ。
だから私に懐いてくれているのは珍しいことなのだという。
そんなこと言われたら嫌だとかやめろだとか、言いづらい。
『…まあ無理にとは言いませんけど、せめて給料日にたかってほし』
｢真一郎くん！｣
私が言い切るのを遮って、後ろから足音と真一郎くんを呼ぶ声が聞こえた。
その声の主は、何やら見たことがあるようなないような特攻服を着ていた。
後ろ姿にも大変見覚えがあった。
真｢青宗！どうした？｣
乾｢真一郎くん、今度ココにバイクのこと教えてやってくんねえ？あいつ俺がいくら語っても聞く耳も｣
『…あ？青宗？』
あ？と柄の悪い顔と声でこちらを振り返ったその人は、私を認識すると同時にぱっと顔を咲かせた。
その瞬間私の顔はそいつと真反対の表情を示した。
乾｢A！｣
『来ん…離れろバカ！』
九｢おいイヌピー足はえぇ…って何コレ…｣
『あっそこの貴方！乾と知り合いですか！？』
九｢え、うんそうだけど｣
『お宅の乾がセクハラです！！至急私を助けてください！友人を助けるものと思って！』
九｢いや迷子センターか…ってセクハラだぁ？！イヌピーそれはダメだ！俺も庇えねえ！！｣
乾｢A久しぶり。会いたかった｣
真｢ははは仲良いな〜｣
『真一郎くんのバカーーーー！！』
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アヤメ - すごく面白いです！！夢主モテまくり！もっと愛され？まくってほしいです！全員と河田兄弟、灰谷兄弟ももっと絡んでほしい…！！更新応援してます！！ (2023年1月31日 2時) (
レス) id: 2cc13cb731 (このIDを非表示/違反報告)
澪 - えっ！元カレがイヌピーだと・・・。 最高じゃないですか。 (〃`∀´〃)ウヒャ♪ (2021年11月11日 18時) (レス) @page4 id: 029eb9d67f (このIDを非表示/違反報告)
ちゃこ - エマ「…事情聴取！！」『ぐぇっ』机(？)叩いてズイッて近づいてそう (2021年10月6日 16時) (レス) @page2 id: 43861cdfb1 (このIDを非表示/違反報告)
ただのｦﾀｸ - 続編おめでとうございます！！応援してます！ (2021年10月4日 17時) (レス) @page1 id: 1fee27c7e2 (このIDを非表示/違反報告)
ドン - 夢主人公のイメージイラストが見てみたいです！ (2021年10月4日 15時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つか | 作成日時：2021年10月4日 13時
