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st赤
「やばいって！あいつら足速いっ！！」
教室で結束を強めた直後。
俺たちはやけに足の速いN2人に追いかけられていた。
いくら体力のある俺たちでもこのまま逃げ続けるのも限界だ。
「ジェシー！？」
いきなり立ち止まり後ろを向いた俺にみんなが驚いて振り返る。
「何してんだよ！行くぞ！」
「俺はSixTONESのジェシーだ！」
「…は？」
後ろからしょっぴーの冷たい声が聞こえたが、今はそんなこと何とも感じない。
アドレナリンが出ているのか、変に自信が湧いている自分がいる。
「怖いもんは何もないぞ！いくらでもかかってこい！」
「…舐められちゃ困んなぁ。死んでも知らねぇぞ。」
よし、相手が挑発に乗った。と、自然と口角が上がるのが分かる。
その時、後ろからポンと肩を叩かれた。
「ばーか。一人でかっこつけんな。」
「こーち。」
「懐かしのあれ、やっちゃう？」
高地は右手を2回振り払い、拳を前に突き出した。昔ドラマでやってた俺たちのルーティーンだ。
懐かしさのあまりつい笑みが溢れる。
10年も時が経つと言うのに、リズムがずれる事なくやれるのは長い付き合いだから。
「お前ら自分達の世界に入るなよ。(笑)」
「俺達も一緒に戦うよ。」
「人数的には有利だしね。」
しょっぴー、だてさん、阿部くんも俺達の隣に並び、あいつらと向かい合う。
逃げるが勝ち、なんて言葉があった気がする。
でも逃げてるだけじゃだめなんだ。
前に進む為にも、勇気を出さないとね。
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あんこ(プロフ) - 柑橘さん» コメントありがとうございます！不定期更新になりますが気長にお待ちいただければと思います♪ (2022年11月3日 10時) (
レス) id: 5e6bf3d23b (このIDを非表示/違反報告)
柑橘(プロフ) - とても面白かったです‼これからも頑張って下さい‼続きみたいです！お願いします！ (2022年11月2日 6時) (レス) @page8 id: 0e4755acad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんこ | 作成日時：2022年10月2日 20時
