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「人数的に有利だって阿部ちゃん言ったけどさ、俺たち小動物ばっかだぞ？」
そんなことを言われて気まずそうに照れ笑いをする阿部ちゃんはあざとさの塊だ。
呆れる翔太くんを他所にジェシーはいつの間にか鮮やかな毛並みのシマウマになっていた。
「文句言わないで翔太も早く動物になってよ。」
「ちょ、だてさんまで！言われなくてもなるわ！！」
夫婦漫才の様な2人を見つつ俺もハリネズミに姿を変えジェシーの背中に飛び乗る。
俺たち5人が動物の姿に変えた瞬間、あいつら2人の目付きが変わった。
「…ここにもいたのか。」
「…絶対に滅ぼしてやる。」
走り出した瞬間には既に目の前まで迫ってきていて、ヘビとネコの姿の翔太くんとだてさんが直ぐに反応して正面から当たっていった。
よく見るとあいつらは小型ナイフを持っている。
「気を付けて！ナイフ持ってる！！」
「了解！」
ヘビに足元を絡まれて視線が下に向いた瞬間にジェシーが男に突っ込んでいった。
その寸前に翔太くんは男から離れ、俺が代わりに針を突き立て相手の体に刺した。
もう1人の男にはだてさんが背中に飛び乗り爪を立てて離れまいとしがみ付いている。
フクロウである阿部ちゃんも広げると大きい翼を羽ばたかせ視界を奪っている。
先程俺が針を刺した男は再び立ち上がると俺らを睨みながらナイフを振り回しSnowMan3人がいる方へ加勢して行った。
どこかで爆発する様な音が聞こえたが今はそれどころではない。ジェシーと目を合わせ、俺たちもSnowManの加勢に加わった。
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あんこ(プロフ) - 柑橘さん» コメントありがとうございます！不定期更新になりますが気長にお待ちいただければと思います♪ (2022年11月3日 10時) (
レス) id: 5e6bf3d23b (このIDを非表示/違反報告)
柑橘(プロフ) - とても面白かったです‼これからも頑張って下さい‼続きみたいです！お願いします！ (2022年11月2日 6時) (レス) @page8 id: 0e4755acad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんこ | 作成日時：2022年10月2日 20時
