続き ページ48
更新もっと早くしろよって思うでしょ？
…ごめんなさい…
「やんなぁ！！」
グルッペンの同意を得られたことにちょっと嬉しそうに鬱が声をあげる。
「って事は元皇后の血筋の子やったんかな？シッマに妹がおったなんて聞いた事ないし。」
「やろうな…。大先生よく覚えとったな。」
「あんな綺麗な人忘れへんって。この子も顔面偏差値高いし…家系的なアレなんかな。」
やいのやいの騒ぐグルッペン、鬱とそうなのかとまじまじと少女を見るシャオロンとゾム。そんな中、考え込んで黙っていたコネシマが口を開いた。
「いや…。やっぱ妹やと思う。」
「「「「ん…？」」」」
少しの間の後、その場に居たコネシマと少女以外の全員から疑問の声が上がる。
「シッマ…妹…居ったん？」
「そっ、そんな事一言も言っとらんかったやん？」
驚きで声が出ないグルッペン、鬱と逆にぎゃいのぎゃいの騒ぐシャオロンとゾム。コネシマは
「産まれてから数ヶ月でおらんくなったからてっきり死んだと思っとったけど…。」
と柄にもなく狼狽えるような声をあげた。
「…つまり、産まれて数ヶ月で居らんくなって、死んだと思っとった妹が実は生きてて研究施設に入れられとったってことか？」
漸く落ち着いたらしいグルッペンが頭の中のことをまとめようと声を発すと、その言葉にコネシマはグルッペンに掴みかかる勢いで迫った。
「研究施設に入れられたってどういうことや！？まっ、まさかとは思うけど…ゾムとかシャオロンとかが居ったあの施設の事か！？」
グルッペンに迫るコネシマをゾムとシャオロンは宥めるようにグルッペンから離し、鬱は
「俺らにも分かるように説明してや。」
とグルッペンに説明を求めた。
グルッぺンが暗殺未遂事件の事も踏まえて説明をすると、コネシマは憂う様な顔をし、鬱は
「成程なぁ…。確かに、産まれて数ヶ月で居なくなったんやとしたらゾムさんとかシャオちゃんとかが研究施設でこの子を発見したと言う話とも時期的に合うよな。」
と考え込む。当の本人はやはり無関係と言わんばかりにグルッペンを見つめて直立不動のままであった。
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ムッチャまっちゃ - 天才ですか？天才なんですか？simaさんのお話すごく面白いです！ (2022年8月28日 12時) (
レス) id: 41cf5c918b (このIDを非表示/違反報告)
紲那(プロフ) - simaさん» 大丈夫です！僕もナマケモノなんで！！ (2022年8月21日 20時) (レス) id: 280664fa32 (このIDを非表示/違反報告)
sima(プロフ) - 紲那さん» なるほど！！私ナマケモノ更新ですけど大丈夫すかね、、頑張っては見ます、、 (2022年8月21日 12時) (レス) id: 1f73607c6b (このIDを非表示/違反報告)
紲那(プロフ) - simaさん» simaさん、コメントありがとうございます！募集企画っていうのは簡単に言うと、参加者を募集して合作する……みたいな企画です！めちゃくちゃ簡潔で申し訳ない…。企画できるように頑張ります！ (2022年8月21日 12時) (レス) id: 280664fa32 (このIDを非表示/違反報告)
sima(プロフ) - 募集企画すぐ飛んでいきやす！募集企画の意味分かんないけど((ﾎﾞｿｯ あの、、募集企画ってどんなものか教えてください、、でもどれにしろ絶対飛びに行きます！！！！ (2022年8月17日 20時) (レス) @page25 id: 1f73607c6b (このIDを非表示/違反報告)
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