【文スト】素敵帽子の溺愛する彼女は最強無敵の電撃姫

電撃×7 ページ8

『残りの仕事は書類作りだけなん？』


「はい。これが終われば今日の仕事は…」


そう言いながらパソコンを見てすでに仕上がっている書類に顔を青くしてこちらを見る


『ほんなら、今日の仕事は終わりやな』

「すみません。この程度の仕事を終わらせず居眠りなど…しかも僕のせいでAさんの御手を煩わせてしまい…」


『かまへん。それよりも今日は返ってせんどねぇなあかんで？』


あてがそう言うと芥川は何かに縋るように声を上げた

「しかし、僕はッ！」


『幹部命令や』


間髪入れずに返すと渋々うなづく
「……はい」

その返事に頷き手を胸の前でポンと叩く


『ほんならこん話は終わりや。』

「今度の任務、のことでしたよね」


『せやせや、あんたにも手伝ってもろぉとおもてなぁ。これから作戦決めなあかんし』


その言葉に芥川の瞳がギラリと光る

「その作戦、僕がやらせていただきます。」

『そしたらあんた休まんやろが』


「書類を作っていただいたお礼です。これくらいすぐ終わります」

(はぁ…これ何言ぅても聞かんやつや


『ほんなら、これはあんたに任せます。終わったらすぐ寝ること！ええな？』

「はいっ！」


芥川が返事したのを確認してよし、と言い部屋を出た

電撃×8 side芥川→←電撃×6

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