【銀魂】男装少女が生まれ変わりました【坂田銀時】

116.無題 ページ46

銀時「仮の…伯母？」





「はい。えっと…Aちゃんを助けていただき、ありがとうございました。Aちゃんのご友人ですよね？」






深々と頭を下げるAの仮の伯母に、俺は冷や汗を流しながら辞めさせた






銀時「あ、はい。友人みたいなもんっす。今日はAさんとちよっと遊びに行ったんすが…その時に倒れてしまって…」






今度はこっちが頭を下げる。実際俺のせいかもしれないからな





俺がAにあの質問をした途端、Aは倒れた。きっとなにかあったはずだ





それと俺が気になるのが、この女の人






伯母というのは分かるが、その前に"仮"と着ける意味





どういうことだ…





と、そんなときその女の人は「ふふっ」っと笑いだした






「遊びに行ったって…まさか貴方、Aちゃんのご友人じゃなくてボーイフレンドですか？」






口を片手で抑えながら笑い続ける彼女に、俺はブンブンと首を横に振った







銀時「いえいえいえ！本当に友人ですよ！Aさんみたいな綺麗な人が俺みたいなマダオと恋仲と思われたらAさんが可哀相っすよ！」







うぅ…自分で言って自分で傷つく…(泣)






「あら、なんかなんて言わないで下さいよ。えっと…そういえばお名前なんでしたっけ」





銀時「あ、坂田銀時です」






「銀時さんね。銀時さん結構イケメンなんですから、それにAちゃんのことを気にかけてくれる優しさがあるじゃないですか」






あれ？これってなんか…





Aの婿に推薦される確率高くなってね！？←恋仲にもなってない奴が何を言う。









「あの子あんな男っぽい性格だから、恋とか全然分からないらしくて…あ、分からないというか興味がないって言ってたっけ」








「男女関係なく誰とも楽しければいいんですって」と、伯母さんは笑顔でAのことを話してくれる








銀時「あ…そういえば、なんで伯の前に"仮"をつけたんすか？」








俺は気になったことを聞いてみると、伯母さんは明るい顔から一変、暗い顔へと変化していった









「あ…それはね、あの子の親…つまり、私の姉は


Aちゃんと血が繋がってないのよ」

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