【銀魂】ぽっちゃり少女には片目の幼馴染…？がいました【高杉晋助】

53.似てないな ページ3

高杉「お前…なんでそこにいんの」



「ねぇ、君はだぁれ？」





そいつは質問に答えず、ジッと俺を見つめてそう聞いた





高杉「高杉…晋助」



「晋助くんか…私白神Aっていうの！ねぇ、晋助くん、一緒に遊ぼうよ！」




高杉「はぁ？」





そいつはパッと笑うと、部屋からゲーム機などを取り出して持ってくる





俺は「断る！」と叫んで部屋の扉を閉める






そして最初に来た部屋に走って戻ると、女の人がびっくりした顔で「どうしたの？」と俺に話しかけた



高杉「あ…いえ、何でもないです」






女の人にも素っ気なく返事をし、取り敢えず心を落ち着かせるためにソファに座る






あいつ…追ってこないな




後ろを見ても特に誰もいない




俺はフゥっとため息を吐き、考える



あいつは一体何者なのか




なぜあんな家の奥の物置部屋にいるのだろうか





しかも暗く窓もない。あと埃っぽい






そういう所が好きな変人とか？





………あ、そう言えば見た目は俺と同い年くらいに見えた






てことは、主人と奥さん？の子供か





俺は後ろを向いて料理をしてる女の人…奥さんっぽい人に「あの…」と声をかける






高杉「あの、白神Aって子、あんたの子供ですか？」


「えっ…」








奥さんの表情は一瞬



ほんの一瞬だけ、強ばった＿＿＿



だが、すぐに「そうよ」と微笑んで、また料理を再開した






…そういえばこの人、あまりあいつに似てないな

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