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51.八年前の話 ページ1

「晋助、出かけるぞ」





ある日、滅多に俺に話しかけることの無い父さんが、俺に向かって急にそう言ってきた





高杉「は?なんで俺も」





「お前もいつかは人の上に立つ者になる。たまには俺の仕事を見るのもいい経験になるだろう。相手側の人に、ちゃんと挨拶をするんだ」





「それに今日から1週間は帰れねぇから」と、父さんは鞄に仕事道具を入れながら付け足した






1週間って……一体どこに何しに行くんだよ






本当は行きたく無かったが、逆らえば何をしでかすか分からないのがこの男





俺は黙って、コイツのあとを付いていくしかなかった









車で1時間。ついた場所は大きな白い豪邸





まぁ、豪邸といっても俺ん家とほぼ同じ位の大きさだ




俺は1週間分の服を詰めた鞄を持って、父さんの後を付いていく






父さんが家のチャイムを押すと、中から優しそうな女の人が顔を出した






女の人は俺と目が合うとニコリと笑い、家の中へと案内してくれた






家の中も白が基調とされたデザインで、部屋は埃1つなく、とても綺麗な印象だ






俺と父さんは客間へと案内され、椅子に座る






女の人は部屋から出ていき、残ったのは俺たちと、この家の主人の3人になった






「いやぁ、今日はわざわざここまで来て下さりありがとうございます」





「いえ、こちらこそお招きありがとうございます」







2人は社交辞令程度の挨拶を交わしてから、世間話へと話は移る





高杉「(つまんねぇ…)」






大人の世間話聞いて喜ぶ子供がどこにいるって言うんだ





退屈だ。実に





父さんの仕事をする姿といっても、今はただ話をしているだけ





車の中で聞いた話だと、ここの主人も大手企業の社長らしく、今回うちとここの会社が手を組むらしいのだ






……別に俺は父さんの仕事を継ぐなんて、今までに1度も言ったことないけどな




俺は大きくあくびをして、ふと主人の顔を見る





真っ白で綺麗な白髪、目はブルーで、男性にしては大きな目をしていた


〜〜〜
幼少期晋助くんは、服もやっぱりちょっとお高いの着てそうですよね

http://uranai.nosv.org/img/user/data/d/0/4/d045933c455e93c7cafe354b17d7ae4b.jpeg

52.ブルーの瞳を持つ少女→



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みみ(プロフ) - 土方と銀時さん» ありがとうございます!! (2020年4月1日 18時) (レス) id: d8555eea61 (このIDを非表示/違反報告)
土方と銀時 - 絵も上手いわ〜!応援してます♪コノヤロ〜!!! (2019年1月6日 11時) (レス) id: a123232f86 (このIDを非表示/違反報告)
みみ(プロフ) - 土方と銀時さん» はぁあぁぁありがとうごさいますぅぅう!!(´;ω;`)私本当に現金な糞野郎でコメントが本当に力の源になるんです(日本語おかしい)これからも見てくれると嬉しみが極まりますぞコノヤロー!!! (2019年1月5日 23時) (レス) id: 77b2aff7ea (このIDを非表示/違反報告)
土方と銀時 - 神だwwとてつもなく面白いんですけど!?応援してますよ、コノヤロー! (2019年1月5日 22時) (レス) id: a123232f86 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - 更新待ってます! (2018年12月14日 17時) (レス) id: 6fdf847faa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ふくふく | 作成日時:2018年8月1日 21時

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