【銀魂】無表情な子が万事屋の前で倒れていました【坂田銀時】

4.題名が〜〜〜(´Д` ) ページ6

A「ごちそうさま…」


久しぶりのご飯は、ペロリとたいらげ、お腹は満足


それを見た銀時たちも、不思議と頬が緩んでいた


銀時「そういやぁお前、よく見たら汚れまみれじゃねぇか」


A「…あ」


それもそうだ


さっきまで台風の中でずっと倒れていたのだから


髪もクシャクシャで、顔も服も泥だらけだ


新八「お風呂湧いてるから、Aさん入って下さい」


A「え……そんな、ご飯も食べさせてもらったのに…」


もうAは、申し訳なさでいっぱいになっていた


神楽「もうこの際泊まってくアル！時間も遅いし外も大雨アル！」



A「で、でも…」



銀時「おお、それいいな、泊まってけ泊まってけ」


新八「遠慮しないで下さい！」


確かにこの大雨の中外に出ても、またお腹も空いて倒れてしまうかもしれない



そしたらまた誰かの迷惑になってしまう


でも、だからと言ってこの人たちにも迷惑をかけてしまう


そんな考えが頭の中でグルグルとまわる



神楽「泊まってくアル！ていうか泊まって欲しいネ！」


銀時「ほら、神楽も泊まって欲しいらしいし、ここは神楽の言う通りにしとけ。

俺たちには、何も迷惑かけてねぇよ」



A「！」



銀時はまるで、Aの頭の中を見透かした様な口ぶりで言った


…いや、本当に見透かしていたのかもしれない



銀時「ほら、ちゃっちゃと風呂入れ」



神楽「私案内するネ！ついてくるヨロシ！」


神楽に手を引かれ、風呂場へと走って行った

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