【銀魂】無表情な子が万事屋の前で倒れていました【坂田銀時】

28.お金の使い道は… ページ31

神楽「今回は、Aの大手柄アルな！」



万事屋のみんなには、今日何があったのかを全部話した



フクちゃんが川で、魚を取っていた事



攘夷浪士に、フクが殺されそうになっていたこと


Aが、その攘夷浪士と戦ったこと…



ちなみに気絶させた攘夷浪士達は、みんな真選組に引き渡した



新八「てゆうかAさんって、実は強かったんですね…」



苦笑いで言う新八に「そうでもないよ…」と返すA



銀時「今回の依頼料の半分は、Aので文句ねぇよな」


依頼人から貰った依頼料をヒラヒラと見せながら言う銀時



新八と神楽は「文句ない！」と声を揃えて言う



A「！そ、そんなに貰えない…みんなで分けて」



フルフルと首を振り、お金を受け取ろうとしないA



銀時「遠慮するな。あの猫守ったのは紛れもねぇ、Aだ。」



そう言って銀時は、依頼料の半分をAに手渡した



Aは困ったようにそのお金を見つめる



銀時「おぃ、もう帰るぜ〜銀さん腹減ったわ」



グキュルルルと腹を鳴らしながら、万事屋の中へ入って行く銀時



神楽「あ！私も腹減ったアル〜〜!!」


その後を神楽が追いかけた


〜〜〜〜〜〜〜〜


銀時「く、食いもんがネェェェ！！」


神楽「銀ちゃん！もう私我慢出来ないアル！腹が減って死ぬアルゥゥ！！」



Aと新八が戸を開けると、銀時と神楽の叫び声が聞こえてきた



A「あ…そう言えば、冷蔵庫の中、もうほとんどなかった…」



新八「ええ！？それまずくないですか！今日僕ここで夜ご飯食べるって姉上に言っちゃいましたよ！」



パタパタと新八が冷蔵庫の所まで走り出す


冷蔵庫を開くと、本当に何もなかった



Aも夜ご飯どうするかと考える


すると手に持っているお金に気がついた



A「銀時、新八、神楽…」


三人はAの方へ振り向く



A「ご飯…食べに行こ？このお金、私のだったら、私の好きなように使っていいよね？」




それを聞くと三人は、一斉にAの方へ走り「ありがとう…」と涙を流しながらAに抱きついた



今日の夜ご飯は焼肉だ

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