【銀魂】無表情な子が万事屋の前で倒れていました【坂田銀時】

2.なぜ倒れてた？ ページ4

新八「銀さーーん！女の子起きましたよ！！」


銀時「今行くー！」

部屋の奥から聞こえるもう一人の人の声


きっと他にも人がいるのだろう


銀時「お、起きたな、大丈夫かお前」


部屋の奥から出てきたのは、20代くらいの男の人


少女はまた小さく頷いた。


銀時「俺は坂田銀時だ。お前、名前は？」



A「蒼…A」



新八「Aさんですか！あの、なんであんなところで倒れていたんですか？」



神楽「外は巨大台風で雨が凄かったアルよ！そこまでして外に出たかったアルか！」



「私と同じネー！」と、神楽はAの手を握った



銀時「おぃ、まだそうと決まった訳じゃねぇだろ？ちゃんと話聞いてやれ」



面倒臭そうに頭を掻きむしり、Aの話を聞いた



A「雨風しのげる所探してたら、倒れた…」





新八「…いや、あの、もうちょっと詳しくお願いしますか」



A「屋根がある所探してたら、そのまま倒れた…」


銀時「つまり、屋根がある所を探してたら、そのまま倒れたってことだろ？」


うんうんと自分の考えに満足をしている銀時



新八「いや何もまとめてねーよッ！"を"付け足しただけじゃねーかッ！」



神楽「うるさいネ新八。Aがそう言ってんだから良いんだヨ！ねっ！A！」


A「うん…」


Aは返事をすると…


「グキュルルル〜…」


と腹から物凄い音が鳴った


A「っあ//」


それが恥ずかしくて、お腹を抑えて丸くなってしまった


(「「「可愛い…」」」)


三人がそう思った事は秘密だ

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