【銀魂】無表情な子が万事屋の前で倒れていました【坂田銀時】

17.人助けの理由 ページ20

宇治銀時丼も無事完食


少しの間休憩してから、また行くのだそうだ


A「…」グッ


Aは、ずっと疑問に思っていた事を今、銀時に聞いてみようと思い、手に力を込めた



A「あ、あの…」


銀時「ん？どした？」


A「ずっと、疑問に思ってたんだけど…

なんであの時、私を助けようと思ったの…？」


あの時___昨日の、土砂降りの雨が降っていたときのことだ


A「私はなぜか、よく天人に間違えられるの…それに、『無表情過ぎて気持ち悪い』ともよく言われて来た…。


気持ち悪いって、思わなかったの？なぜ、助けてくれたの？私には…その理由が分からない…」



銀時は、何も言わず、黙ってAの話を聞いていた


そして、銀時の口が開いた



銀時「助けることに、理由なんかないさ。どんな姿だろうが、どんなに無表情だろうが、人助けに、そんなの関係ねぇだろ？」


そういって、銀時はフッと微笑んだ



___人助けに…理由なんてない…



そうか…万事屋は、そういうところなんだな…



助けてくれたところが、万事屋で本当に良かった____



銀時は言葉を続けた


銀時「…まぁ、無表情過ぎるってのはあれだから…まぁなんだ、Aは笑えばいい。てか笑え、女は笑った顔が一番だ」



A「！」


"A、笑って！"


"Aは笑った方が可愛いよ！"



大好きだった姉の言葉と、銀時の言葉が、重なった

18.クールキャラが笑うと男女問わずキュンとするのは私だけ？byみみ→←16.宇治銀時丼って美味しいのかな(･･;)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す