８話 ページ9
スネイプ「これを毎朝一滴飲めば、もうそのようにはならないだろう」
瓶の中は赤茶色で、血を連想させる液体だった。
「……ありがとうございます。」
スネイプ「無くなったら取りに来い」
「分かりました」
Aにとってはとてもありがたい薬を貰った。
もう黒いマントを見に纏わなくても、外を歩けるのだ。
クィディッチも観に行けるのだ。
外を思いっきり出歩けるのだ。
Aは嬉しくて仕方がなかった。
スネイプの部屋を出て、寮に戻ろうとしていると、誰かが走り去って行く音がした。
ふと一瞬、それがジニーに見えた気がした…
なぜあれほど急いで廊下を走って行ったのだろうか…
すると、目の前に固まりのような物が浮いているのが見えた。
「！！…ぇ……」
そこには、宙吊りにされたフィルチの猫である、ミセスノリスがいた。
"The Chamber of Secrets has been opened.
Enemies of the Heir, beware."
"秘密の部屋は開かれたり。
継承者の敵よ、用心せよ"
秘密の部屋？
Aには全く意味が分からなかった。
ただ、これが不吉な事を表しているのは、文字の感じから理解できた。
？「A！？」
急に名前を呼ばれ、振り向くと、そこにはハーマイオニー、ロン、ハリーのいつもの3人がいた。
そして3人はミセスノリスと壁の文字を見るなり、驚いた。
ハリー「これ……まさか…」
ハリーの目はAを疑う目だった。
ロン「A、これはないぜ」
ロンもAに対して不審に思っていた。
「違うよ！私じゃない」
Aはハーマイオニーを見たが、ハーマイオニーもAの言葉を信じているようではなかった。
"じゃあそれは？"といってロンが指を指した物は、先程、スネイプ先生から貰った薬だった。
「これはさっき(ザワザワ
Aの言葉は多くの人の足音によって掻き消された。
後から来た生徒もミセスノリスと壁の文字を見て、眉を顰めた。
すると"何の騒ぎだ？どけどけ通るぞ"という、フィルチの声が聞こえた。
フィルチはミセスノリスを見ると、ハリーを疑った。
ハリーは否定し、Aを見た。
ハリーの視線を追って、フィルチは"お前がやったのか！私のミセスノリスを！"
そういうと、廊下に酷く響く声で、
"殺してやる！"と叫んだ。
今にも殺されそうなAは首を何度も横に振った。
？「アーガス！何事じゃ？」
そこにはダンブルドアと先生方が居た。
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とらんぺっと(プロフ) - すごく面白いです！更新頑張ってください！ (2017年12月2日 13時) (
レス) id: 85697b0f87 (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - 続き気になるのでどんどん更新頑張って！！ (2017年11月18日 20時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
亜純(プロフ) - とってもいいです！！最高！続きがとっても気になります！更新頑張って下さい!!応援しています!! (2017年11月16日 19時) (レス) id: f65f9d6e58 (このIDを非表示/違反報告)
鳳仙花(プロフ) - 面白いです！！これからも更新頑張ってください！ (2017年11月12日 0時) (レス) id: cf3b027cf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：招き猫 | 作成日時：2017年11月11日 17時
