６話 ページ7
ハーマイオニーside
ハーマイオニーは先日、ロンからAの話を聞いていた。
ロンの妹、Aは見た目だけでなく、中身もウィーズリー家とは少し違うと聞いていた。
確かに、ダイアゴン横丁で出会った時も、話はしなかったが、他の兄弟とは異なる雰囲気だった。
そして、ホグワーツに入学すると1人だけスリザリンに組み分けされた。
新学期が始まり、少し観察しているとロンとは違って、とても賢そうに見えた。
ただ、ロンから、昔、兄であるジョージに磔の呪文をかけたと聞いた時には驚いた。
やっぱり、何かあるのではないかと、話掛けてみたら、とても優秀な人だった。
Aとはとても気が合った。
だから、私は、Aと居るのが楽しかった。
Aside_________
ある日、Aが廊下を歩いていると中庭でハーマイオニーの姿が見えた。
「ハーマイオニー、おはよう」
ハーマイ「あら、Aおはよう！」
帽子を被って現れたAに一瞬ハーマイオニーは驚いていた。
ハーマイオニーの隣にはロンがいた。
ロン「やぁ。」
「………」
ロンの反応にAはどう返していいのか分からなかった。
「こんな所で何してるの？」
日光が苦手な彼女にとって、日中の中庭というのは"こんな所"と言うべき所だった。
ハーマイ「ハリーのクィディッチの練習を見に行くのよ」
ロン「あ〜もめそうだぞ」
ロンの視線の先には、スリザリンとグリフィンドールのクィディッチの選手がいた。
2人は選手たちの方に行ってしまった。
Aはスリザリンの選手の中にプラチナブロンドの髪がいる事に気が付いた。
とても嫌な予感がしたため、Aも2人の後を追った。
どうやら、例のプラチナブロンドの彼は新しくシーカーになったらしい。
Aはクィディッチについての知識は皆無だが、
箒が新しいのは一目瞭然だった。
ロンはその箒に目を輝かせていた。
ロン「ニンバス2001だ！どこで手に入れた？」
すると、スリザリン生の1人が答えた。
"ドラコの父上がくれた。"と。
ドラコはそれに続けた。
ドラコ「どこかの父親と違って父上は良いものを買えるからね」
ロンがその言葉に怯むと、ハーマイオニーが口を開いた。
ハーマイ「でも、グリフィンドールの選手はお金じゃなくて才能で選ばれてるわ」
ドラコはいつも以上に眉を顰め、ハーマイオニーを睨んだ。
ドラコ「お前の意見なんか聞いてない。この穢れた血め！」
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とらんぺっと(プロフ) - すごく面白いです！更新頑張ってください！ (2017年12月2日 13時) (
レス) id: 85697b0f87 (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - 続き気になるのでどんどん更新頑張って！！ (2017年11月18日 20時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
亜純(プロフ) - とってもいいです！！最高！続きがとっても気になります！更新頑張って下さい!!応援しています!! (2017年11月16日 19時) (レス) id: f65f9d6e58 (このIDを非表示/違反報告)
鳳仙花(プロフ) - 面白いです！！これからも更新頑張ってください！ (2017年11月12日 0時) (レス) id: cf3b027cf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：招き猫 | 作成日時：2017年11月11日 17時
