１話 ページ2
ウィーズリー家はいつも賑やかだ。
ただ1人を除いて…。
Aはそんな賑やかな兄弟とは戯れず、
昼間は寝て、夜は本を読むという生活をしていた。
昼間は日光が眩しくて嫌いだった。
本は父の要らなくなった本や兄の要らなくなった教科書などを読んでいた。
今年はロンがホグワーツに入学するため、その見送りに行く事になった。
モリー「A！起きて！」
眠い目を擦り、リビングへ行くと、賑やかな家族がいた。
モリー「今日はロンのお見送りに行くのよ！」
「分かってるよ」
この家族でAだけ違う世界にいるような様子だった。
ジニーとはあまり仲が良いとは言えない。
ロンとはあまり話をしない。
フレッドとジョージとはとても仲が悪い。
過去、
2人が本を読んでいるAに悪戯をしたが全く驚きもせずに、魔法で仕返しをされた。
その時彼女が使った魔法が磔の呪文だった。
彼女は読んでいた本に書いてあったから使ってみたと言うだけだった。
さらに驚くべき事は、その時杖を持っていなかったという事だ。
彼女の呪文はジョージにかかり、彼を酷く苦しめた。
モリーとアーサーはAにはこの魔法は使ってはいけないという事を厳しく言って聞かせた。
フレッドとジョージにも、Aには悪戯をしてはいけない事を伝えた。
それ以来、フレッドとジョージはAを気持ち悪く思い悪戯はしなくなった。
だが、フレッドとジョージは歳下の妹に呪文をかけられた事を悔やみ、Aにはよく冷やかしの言葉をかけた。
ロンを見送るためAは黒い帽子付きのマントを着た。
外に出るときはこれが無いと酷い事になる。
雨の日ならまだ良いが、今日はあいにくの晴れだ。
そして、キングクロス駅に着くと9と4分の3番線を目指して歩いていた。
パーシーが壁に入って行き、フレッドとジョージもその後に続いた。
？「すみませーん！あの、どうやったら…あそこに？」
メガネの男の子が聞いてきた。
Aは男の子をジッと見た。
モリーが説明し終えると、男の子はAを見た。
？「僕、顔に何か付いてる？」
男の子がそう聞いてもAは何も答えなかった。
モリー「ほら、A、人を観察するのもほどほどにしなさい。さ、小走りで行ってごらん！」
ジニー「頑張って」
そう言うと男の子とロンは壁の中へ向かって行った。
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とらんぺっと(プロフ) - すごく面白いです！更新頑張ってください！ (2017年12月2日 13時) (
レス) id: 85697b0f87 (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - 続き気になるのでどんどん更新頑張って！！ (2017年11月18日 20時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
亜純(プロフ) - とってもいいです！！最高！続きがとっても気になります！更新頑張って下さい!!応援しています!! (2017年11月16日 19時) (レス) id: f65f9d6e58 (このIDを非表示/違反報告)
鳳仙花(プロフ) - 面白いです！！これからも更新頑張ってください！ (2017年11月12日 0時) (レス) id: cf3b027cf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：招き猫 | 作成日時：2017年11月11日 17時
