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16話 ページ18

炭治郎は累と戦っていた。


あの時の鬼はなぜか動きを止め、ただそこに立っていた。


炭治郎は不思議だった。
色々な感情の匂いがしたと思ったら、それが一気に無になり、何も匂いがしなくなった。
こんなの初めてだ…。


累との戦いは途中追い込まれたが、
ヒノカミ神楽により、累の首を切ることができた。



でも、累は死んでいなく、炭治郎は絶望的であった。


もう終わりだ。と、諦めかけたとき見た事ある羽織りの人が累の糸を簡単に切り、炭治郎は死なずに済んだ。


累の首は富岡義勇によってあっという間に切られていた。



富岡「………」


富岡は鬼がもう1体いる事に気が付くと水の呼吸を使い、切り掛かった。



富岡「!!!ッ……お前は!」



Aが振り返ると、富岡は動きを止めた。



Aはその隙を見て、富岡に攻撃をした。


富岡「ぐッ!!!」


Aの攻撃は富岡の横腹を裂いた。


炭「富岡さん!!!」


炭治郎はもう身体の限界だった。
それでも、Aの攻撃を受けた富岡を心配して、
立ち上がろうとしていた。


富岡「お前は逃げろ!」


そう言われ、炭治郎は戸惑った。


「!!ッ」


バンッ______


Aは一瞬で死角から刀を突いてきた、蟲柱、胡蝶しのぶに気付き、攻撃を避けしのぶを蹴飛ばした。



胡蝶しのぶは笑った。


胡蝶「あらら、避けられちゃいましたね。Aさんは、私たちの事を覚えていないようですね富岡さん」


富岡「鬼なら殺すしかない」


脇腹を押さえながら言う富岡に、胡蝶は、


胡蝶「そんな怪我で動いたら、内臓全部出てきちゃいますよ」


冗談交じりに言った胡蝶であったが、


胡蝶「私たちだけでは厳しいかもしれません」


と、真面目に言った。



胡蝶は再び、Aに攻撃を仕掛けるが、Aは難なく避け、素手で攻撃した。


Aの攻撃を避けきれずに、胡蝶のいくつか浅いが傷を負った。


胡蝶「Aさん、なぜ刀を使わないんですか?」


Aは何も答えなかった。


胡蝶「無視ですか?それとも、刀の使い方も忘れてしまったのですか?」


もう少しで、日が昇る。
それが、胡蝶の狙いだった。


しかし、


「時間稼ぎはもう済んだか」


胡蝶「!!!ッ___」


先程まで目の前にいたAが耳元で話していた。
そして、Aは肩に噛み付いた。


胡蝶「い"ッ!!!」


シュパッ___


富岡がAの背後から刀を振るが、
Aは胡蝶から離れ、それを避けた。

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- 続きが気になって夜しか眠れまs((殴 更新頑張ってください! (2022年9月26日 20時) (レス) @page20 id: eb2956f6d8 (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - 続きが読みたいです。更新待ってます。頑張ってください (2020年2月10日 14時) (レス) id: c293b9e325 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:招き猫 | 作成日時:2019年12月23日 2時

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