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ジリリリリリッ…ジリリリリリッ…ジリリリカチャッ…
今日も人一倍うるさい目覚ましで目を覚ました
「起きなきゃ………」
布団に向かいたい私を無理矢理リビングに向かわせた
「………ふわぁ〜…」
制服を着て、適当に作った朝ご飯を平らげる。いつもご飯は私を応援してくれる。昨日の夜作ったおかずを適当に弁当箱につめて、バックに入れる
「今日数学あるじゃん…」
教材とペンケースを入れて、バックのチャックをしめる
「なんだこの寝癖…」
生意気な寝癖をくしで黙らせる、生憎私は天然パーマなのでくしが効かないことがあるが、今日はラッキーだった。
「行ってきまぁす」
誰もいない空間に挨拶をして学校へ向かった。
みか「おはよー！A！」
「みっちゃん！」
学校に着くと、友達が挨拶してくれた。彼女は葛西みか、私の親友だ。
みか「あれ！？今日は寝癖あらへんやん！」
「運が良かったんだよねー！」
みか「それって運で決められるん？っていうたらさー！」
いつもツッコミ役で、一番仲が良い、そんな彼女は
みか「昨日のバレーの中継見た！？」
大のバレー好きだ。
「あー……見てない…」
みか「なんでAはバレー見んの！？」
「ごめん？」
みか「まぁええや、今日も中継あるから、絶対に見てや！？約束やで！？」
「分かったよ…何時から？」
みか「んーと、◯時の……」
「ありがと、メモったよ」
みか「絶対見てや！？見なんだら針千本飲ますからな！」
「分かったって！笑」
先生「授業始めるど、席につかんかい」
みか「やっべ、」
数学は嫌いでもない。地味ーな計算が好きなだけ、みかは数学苦手だから苦戦しているようだ。
みか「なんでこんな問題出すんや………」
聞こえてるよ、みか。でも数学嫌いなのも分かるよ、難しいもんね。周りの男子皆寝ちゃってるもん。私も好きでもないし、
先生「おい、みか。聞こえとるど、」
みか「あっちゃー！すんまへんー」
教室中にドッと笑いが巻き起こる。どんまい、みか。
そんな事をしていたらいつのまにか数学が終わっていた。終わったら大半の生徒は伸びをしている。
みか「終わったー！！！」
「お疲れ、」
みか「頑張ったからメロンパン奢ってや」
「さりげなく奢ってもらおうとしないでよ？！」
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作者名：朱里 | 作成日時：2024年4月3日 8時
