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結衣視点

私には好きな人がいる。

こ「…相手がるぅとくんとか強すぎでしょ」

今こうして頭を抱えている彼だ。

ゆ「そんな変な顔してどーしたの?Aちゃんに会えた?」

こ「……いや」

ゆ「え?Aちゃんに会いに行ったんじゃないの?」

普段授業サボるような子じゃないのに…
ってか、るぅともいなくない?

…そんなことを考えていたら急にころんくんがこんなことを聞いてきた。

こ「なぁ、お前って好きなやついる?」

ゆ「いるけどって…………え?!なんでそんなこと聞くの?!」

こ「実は僕、恋とかよくわかんなかったけど、最近気になるんじゃないかって奴がいてさ」

…ほんとだったらここで「もしかして私の事?!」とかなったりするんだけど、私はそんなことならない。
だって、Aちゃんのこと好きなのバレバレだし…
ってか今まで自分の気持ちに気付いてなかったのかよ。

ゆ「はぁ……それ、Aちゃんのことでしょ?」

こ「はぁ?!ちげぇし!!」

『……え?』

まって、後ろにAちゃんいたんだけど…
まさか否定されるとは思ってなかった…
ころんくんがツンデレなの忘れてたわ…
それよりこの状況やばくない?!

る「…?Aちゃんどうしたんですか?前に進んでくれないと僕教室にはいれない……って、ころちゃんと結衣じゃないですか。おはようございます。」

ゆ「あ、お、おはよう…」

こ「あの…さっきのは……」

『……別に何も聞いてないよ。さっきのってなに?』

うわあああああああ!Aちゃんそうくるかぁ!確かに聞いてないフリが一番良いのかもしれないけど!!

る「??何か話してたんですか?」

るぅと!お前はもう黙っとけ!

ゆ「Aちゃん!ほんとにころんくん、素直じゃないだけで…!!」

『…気にしてないから』

うぅっ!ってかAちゃんもころんくんのこと好きなんじゃん!
はぁ、なんで私二人の仲取り持つようなこと言おうとしたんだろう…

『るぅとくん、席に着こう!』

る「そうですね。じゃあ、また後で」

ゆ「あ、うん…」

こ「………」

その時のころんくんの顔は、怖くて見ることができなかった。

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設定タグ:すとぷり , ころん , るぅと   
作品ジャンル:恋愛
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シュガー(プロフ) - きずなさん» 返信遅くなってしまってすいません!ありがとうございます!凄く嬉しいです! (2020年7月30日 16時) (レス) id: b8f95f32e6 (このIDを非表示/違反報告)
きずな - 拝見しましたとてもいいお話でした。新作楽しみしてます (2020年6月30日 7時) (レス) id: 56f6207354 (このIDを非表示/違反報告)
ichigo@水くんの同担のアホ、 - シュガーさん» あ、不快になった訳でわありません、、、 (2020年5月10日 14時) (レス) id: a898904401 (このIDを非表示/違反報告)
シュガー(プロフ) - ライさん» ありがとうございます!番外編の方も書こうと思うのでもう少し見てくれたら嬉しいです! (2020年4月30日 17時) (レス) id: b8f95f32e6 (このIDを非表示/違反報告)
ライ - 完結おめでとうございます!私、シュガーさんの小説好きです!これからも頑張ってください!(≧▽≦) (2020年4月30日 17時) (レス) id: 3f20e55985 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シュガー | 作成日時:2020年4月3日 0時

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