僕を選んでくれませんか？【青×黄】

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るぅと視点

はっきり言ってしまうと、僕は女の子が嫌いだ。
少し顔がいいだけでよってくる。
どうせ僕がブサイクだったら近づいてこないくせに。

でも、Aちゃんは違った。

この人はちゃんと僕のことを見てくれる。

最初はころちゃんと仲が良いんだなくらいにしか思っていなかったけど、隣の席になってよく話すようになってから、Aちゃんの仕草、笑顔、性格の良さに、心を惹かれて…

そして気づけば、友達から好きな人へと変わっていった。

ーだから、Aちゃんの好きな人もすぐに分かってしまった。

ずっと見てたから、気づかないわけなかった。
もちろんころちゃんの気持ちにも気付いていた。
まぁ、ころちゃんは自分の気持ちに気づいてないみたいですけどww

だからこそ、僕はチャンスだと思った。
生憎、僕は「好きな人が幸せならそれで良い」なんて言えるほど、優しい心は持っていない。

きっと、今Aちゃんが泣いているのは、ころちゃんに振られたとか、そこら辺だろう。

もし、僕が2人の応援をして、ころちゃんに「それは恋だ」と言っていたら、今頃2人は付き合っていたのだろう。

きっと、Aちゃんが泣くことなんて、辛い思いをすることなんてなかったのだろう。

でも、ここまで全部想像通り。
こうなることが予想できていて、わざと黙っていたのだ。
もちろん、Aちゃんの気持ちをそんなにすぐに変えられるなんて思ってない。
少しずつでも、ころちゃんのことを忘れてあげさせれば良いだけ。
人の弱みに漬け込むなんて、こんなの最低だって思われる？

ー恋は盲目っていうでしょ？

僕にはこんな方法しか思いつかないから。
好きな人を手に入れるためにはどんなことでもしてみせるよ。
は
…最低でごめんね。

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るぅとくんの気持ちを書いてみました！
なんか悪役っぽくなってしまってすいません！
あっ、もともとはらぐr…なんでもないです。
これからも頑張って書いていこうと思います！

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