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A視点
やっぱりダメだったか…
昔から運が悪くて思い通りにいかないことだらけだ。今もころんと結衣ちゃんが一緒に寝てると思うと嫉妬で狂いそう。
…こんな嫉妬深い女嫌だよね
る「？Aちゃんどうしたんですか？早くベット入りましょ。」
『あ、うん！じゃあ電気消すから』
る「…もしかしてなんですけど、ころちゃんのこと考えてました？」
『え？！なんでわかったの？！』
る「…僕じゃなくて、ころちゃんの方がよかった？」
敬語抜けてる…もしかしてだけど…
『…るぅとくんってさ不安になって焦ると敬語抜けるの？』
る「え？」
るぅとくんは驚いたような顔をしてこちらを見ていた。
る「確かに…言われてみればそうかもしれないです…変ですか…？」
『いや、かっこいいと思うよ？ギャップ萌えってやつ？』
る「…また…かっこいいなんて言われると期待しますよ？」
『…こんなこと聞くのもなんだけど、諦めるつもりはないの？』
る「実は僕、女の子苦手なんです。」
『え…じゃあなんで…』
る「だから、こんな気持ちになるの初めてで、諦めたくなくて…」
…そうだったんだ。でも、私はそれでも諦めてほしい…
『…ごめん。私が好きなのはころんただ一人だけなの。期待ばっかりさせちゃったよね。でも、るぅとくんには私よりももっと素敵な人がいると思うの…だから、気が済むまで叩いていいよ！』
る「え？えぇ？！」
るぅとくんはめちゃめちゃびっくりしてたけど、それくらい、私はるぅとくんにひどいことしちゃったから…
る「…じゃあ、目つぶっといてください。口閉じといた方がいいですよ。」
その言葉に私は歯を食いしばった。
でも、いつまでたっても顔に痛みはなく、かわりに唇になにかが当たったような気がした。
触れるだけの短いキスだった。
でも、どこか優しくて私は拒むことができなかった。
『んぅ…』
る「ん…ほんとに何度もすいません…」
『いや…びっくりしただけ…』
る「早く次の恋に進めるように頑張りますね？
…って、もしかして照れてます？」
『もうほっといて…びっくりしただけだから…』
る「あははっ！これで、ほんとに最後ですね…」
そう切なそうに言ったるぅとくんだけど、どこかすっきりしたような、吹っ切れたような笑顔で、私まで笑ってしまった。
るぅとくんに甘えてばかりじゃダメだ
これからは私も頑張らないと…
そんなことを思いながら眠りについた。
ーころんが見ていたことに気づかずに…
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シュガー(プロフ) - きずなさん» 返信遅くなってしまってすいません！ありがとうございます！凄く嬉しいです！ (2020年7月30日 16時) (
レス) id: b8f95f32e6 (このIDを非表示/違反報告)
きずな - 拝見しましたとてもいいお話でした。新作楽しみしてます (2020年6月30日 7時) (レス) id: 56f6207354 (このIDを非表示/違反報告)
ichigo@水くんの同担のアホ、 - シュガーさん» あ、不快になった訳でわありません、、、 (2020年5月10日 14時) (レス) id: a898904401 (このIDを非表示/違反報告)
シュガー(プロフ) - ライさん» ありがとうございます！番外編の方も書こうと思うのでもう少し見てくれたら嬉しいです！ (2020年4月30日 17時) (レス) id: b8f95f32e6 (このIDを非表示/違反報告)
ライ - 完結おめでとうございます！私、シュガーさんの小説好きです！これからも頑張ってください！(≧▽≦) (2020年4月30日 17時) (レス) id: 3f20e55985 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シュガー | 作成日時：2020年4月3日 0時
