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ころん視点
るぅとくんがまさかAと寝たいなんて言うとは思ってなかった。
僕だって一緒に寝たい…でも素直になれない…
でも、まだ決定ではないし!まだ手遅れではないよね!考えるんだ僕!
Aと同じ布団で寝る理由…
ゆ「お風呂上がったよー」
る「あ、じゃあペア決めましょうか。」
結局何も思いついてないいいいい!!
はい。終わった。
『あの…それなんだけど、ジャンケンで勝った二人がベットで負けた二人がもう一つの布団にしない?』
はっ!これならまだAと一緒に寝られる可能性がある!
こ「ぼ、僕もそれがいい!」
なんかるぅとくんがむすっとしてる気がするけどそんなの知らない。
ゆ「じゃあいくよ?じゃーんけーんぽん!」
ころんー グー
るぅとー パー
結衣ー グー
Aー パー
あー…終わったな。るぅとくんがドヤ顔してくんのうざい。
?あれ?なんかAちょっと落ち込んでない?
『じゃあるぅとくんベット行こうか!』
僕の気のせい?
ゆ「ころんくん?何ぼーっとしてるの?」
こ「いや、なんでもない。もう布団敷いてくれてるらしいからそっちの部屋行こう。」
ゆ「…うん。」
この布団結構小さいんだよね…
こ「先に布団入っていいよ」
ゆ「いや、先にころんくん入って。あとから入るから」
なんだかんだ結衣と少し気まずいしな…
僕は先に入って結衣が入るスペースを空けておいた。
こ「ん、じゃあ、どうぞ?」
ゆ「し、失礼します。」
こ「電気消すねー」
ーピッ
リモコンで電気を消したあと、なにか腰に違和感を感じたと思ったら、結衣に抱きつかれていた。
ゆ「何でそんな平気そうなの?意識してよ。私ばっかり緊張して私ばっかりドキドキして…バカみたいじゃん。…まだAちゃんのこと好き?」
こ「うん、好きだよ」
ゆ「そっか、私には1ミリも可能性がない?」
結衣はこんなに真剣なのに、この気持ちをうやむやにする方が失礼だと思った。
だから、少し厳しい言い方かもしれないけどこう言わないともっと結衣を傷つけることになる。
こ「ないよ。1ミリも。」
ゆ「…だよね、ごめんね。もう諦めるから」
こ「うん…僕ちょっとトイレ行ってくるね」
ゆ「あ、うん」
少しというかなり辛い。トイレに行くと言って抜け出してきてしまった。
るぅとくんとAはどんな感じなんだろうなんて
軽い気持ちで覗いたけど、覗かない方が良かったかもしれない。
そこには二人がキスをしている姿があった。
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シュガー(プロフ) - きずなさん» 返信遅くなってしまってすいません!ありがとうございます!凄く嬉しいです! (2020年7月30日 16時) (レス) id: b8f95f32e6 (このIDを非表示/違反報告)
きずな - 拝見しましたとてもいいお話でした。新作楽しみしてます (2020年6月30日 7時) (レス) id: 56f6207354 (このIDを非表示/違反報告)
ichigo@水くんの同担のアホ、 - シュガーさん» あ、不快になった訳でわありません、、、 (2020年5月10日 14時) (レス) id: a898904401 (このIDを非表示/違反報告)
シュガー(プロフ) - ライさん» ありがとうございます!番外編の方も書こうと思うのでもう少し見てくれたら嬉しいです! (2020年4月30日 17時) (レス) id: b8f95f32e6 (このIDを非表示/違反報告)
ライ - 完結おめでとうございます!私、シュガーさんの小説好きです!これからも頑張ってください!(≧▽≦) (2020年4月30日 17時) (レス) id: 3f20e55985 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シュガー | 作成日時:2020年4月3日 0時