第56話 ページ12
ドンッ!!
大きい音と共にトリオン兵から出る煙
「うー・・・・・」
その煙から姿を現したのは他でもない修だった
トリガーに使い慣れていないせいか少々弱り気味である
「おーやるじゃん さすがB級隊員」
『オツカレサマ オサム』
少女は最近覚えたばかりの言葉を口にした
わたしの隣ではチカが何かに気付いたみたいだ
「千佳!!」
武器を仕舞いながらオサムが口にしたのはチカの名前___知り合いか?
「なんでおまえが警戒区域に入ってるんだ!バカな
ことはやめろ!」
ありゃりゃ・・・・・相当怒ってんなオサム
「ごめん 街の方にいたらあぶないと思って・・・・
・」
申し訳なさそうに謝る姿___心なしかアホ毛もしゅんとしているような気がした
『チカとオサムは知り合いか?』
「・・・・・ああ 今日は千佳(こいつ)と会わせたく
ておまえたちを呼んだんだ
・・・・・空閑 優菜 レプリカ
3人の知恵を貸してくれ」
『なんで?』
少女がそう言えば修は冷や汗を流して口を開いた
「こいつは 近界民を引き寄せる人間なんだ」
「ふむ・・・・・?近界民を引き寄せる・・・・・
?」
遊真が聞き返す
《話をするなら場所を変えようオサム 付近にボーダ
ーがいる》
確かに近くで爆音に似た大きな音が何度も鳴っていた
「・・・・・そうだな 移動しよう」
だがその前に気になることが1つ___
「こいつはラッド出してないか?見逃すとまたイレ
ギュラー門が出るぞ」
ラッドを見逃せば今までの遊真や迅たちの行動は全て水の泡となる それは避けたい所だ
《大丈夫だ ラッドの反応はない》
ラッドは居ないということで一同は人の少ない場所へと歩き出した
「そう言えば・・・・・
優菜 その首に掛けてある物はなんだ?」
完全にトリガーを解除し優菜の首に掛けてある物を指差した
どうやらさっき千佳を助け出した時にパーカーの下から出てきたようだ
黄金色に輝くそれ
真ん中に埋め込まれた宝石が存在を主張している
『ああ これか?
これは・・・・・わたしの大切な人の形見だよ』
そっと大事そうに優菜は掌で包んだ
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
タヌキ
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
ラッキーキャラ
遊真
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レイン(プロフ) - 卯卯鬼さん» それと読んでいただきありがとうございます。 (2016年2月11日 20時) (レス) id: 7d9690a49c (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - すいません固定です、 一応注意として書いたのですが・・・・・分かりやすいように改善させていただきます。 (2016年2月11日 20時) (レス) id: 7d9690a49c (このIDを非表示/違反報告)
卯卯鬼 - 名前って固定でしょうか?変わらないので、教えていただきたいです。あと、面白いです!更新頑張って下さい!応援してます! (2016年2月11日 20時) (レス) id: 7a8ba0adbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RAIN@元アラジンlove x他1人 | 作成日時:2016年1月10日 12時