検索窓
今日:19 hit、昨日:1 hit、合計:30,516 hit

No.26 ページ26

「それで、さっきの話...して欲しい」




紅茶を飲み、一息ついたところで凛月くんが本題に入ろうとした



「あ、そうだったね」




そして私は今日ダンスパーティーであった出来事を全部凛月くんに話した






「へぇ...2人にプロポーズされたってこと?」

「まぁそうなるのかな?」

「モテる姫は大変だねぇ... 」

「いやいや、モテないよ。今日はたまたま」



「まさかの自覚なしか...俺も実はあんたのこと好きなんだけどなぁ」


「ん?」





さっき凛月くんなんて言った?

声が小さくて全然聞こえなかった




「なんでもない。で、Aはどうしたいの?」

「えーっと...まだ恋もしたことがない私に結婚とかいきなりすぎて頭がパンクしそうなんだけど」

「俺の意見は、どっちも断って欲しい」

「それはどうして?」

「Aが本当に好きな人と結婚した方がいいよ。まぁ家の事情でならしょうがないけどさ」

「そっか...そうだよね」






その意見も取り入れてじっくり考えてみようかな




「凛月くん、相談に乗ってくれてありがとう。スッキリした!」

「それはよかった... ♪ またなんかあったらいつでも相談して」

「うん!」





幸せな気分で凛月くんの部屋から出る









でもこの時は...

これから悲劇が襲ってくるなんて知りもしなかった

No.27 ー 英智side→←No.25



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (25 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
55人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:彩葉 | 作成日時:2018年12月21日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。