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No.25 ページ25
着替え終わった私はまたダッシュで凛月くんの部屋へ向かう
が...
〜♪〜♪
なにか音が聞こえてきて足を止める
あぁ、ピアノの音色か
きっと凛月くんが弾いているんだな
そう思いながら、『コンコンッ』とドアをノックする
「はーい、中入って」
「お邪魔します」
中に入った瞬間、紅茶のいい香りがしてきた
「わぁ...！凛月くん紅茶いれてくれたんだね、ありがとう」
「どういたしまして。あと俺特製ケーキがあるんだけど食べる？」
差し出されたケーキを見てみると...
「こっ...これは一体...？！」
「おいしそうでしょ？」
いや全然美味しそうには見えないけど？！
中心に黒い煙が出てるし、鶏の足らしきものが刺さってる？！
あとこの赤黒い液なに？！
「わ、私の口には合わないかもしれないな... 」
「そんなの食べて見なきゃわかんないって、はい！あーん」
「いや！あの大丈夫！ほんと！」
「は？...まぁいいや、また作るから今度は食べてね」
「っ！？」
それは無理だごめんね凛月くん...！
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作者名：彩葉 | 作成日時：2018年12月21日 18時
