惚れてください« 沖 田 総 悟 »

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沖田side

山崎の後ろから
ひょっこりと顔を出すA。

俺が渡した帯締めを早速身につけてるところが
本当に愛らしくて仕方ない


『 どうしたんだィ、こんなむさ苦しいところに。 』

「 今少し2人っきりになれる…？ 」

『 嗚呼、俺の部屋行くから着いてきな 』

「 あ、うん。…え、と、こんにちは 」


俺の後ろで表情筋をフルに緩ませている
噂好きの隊士達に挨拶をするA。

常にむさ苦しい場所だからか
隊士達はますます表情筋を緩くさせる


『 あー、コイツらはいいから。 』


そう言いながら部屋を後にする
後ろから少し早めの足音が聞こえて
俺よりも小さな歩幅で俺に着いてきてるのだろうと思って
俺も密かに表情筋が緩む。


『 ここだ、入んな。 』

沖田side終了

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