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私もそろそろ呼吸が辛くなってきた。
兼さんの舌を解放する。
私達はお互いに息が乱れてハアハア言っていた。運動以外でこんなに過呼吸になるの初めてだ。
目が合う。
兼さんの目が
怪しく光った。
「主が悪いんだからな」
その瞬間、兼さんは私の首に歯をたてた。
「きゃっ」
首にチリっとした痛みを感じる。
そのあと優しく甘噛みされて思わず「ああっ…………」と声が漏れる。
なんだろうこの感覚。
痛いのに
痛くないわけじゃないのに
気持ちいい。
兼さんの歯が、舌が、私の首に触れるたびに、愛が伝わって来る。
痛がらせたいんじゃない。
私に、気持ちよくなって欲しいんだ。
「主の首筋、すべすべでいい匂いだな」
と言って兼さんは今度は首筋にキスをした。
そのあと舌でなぞられてぞくっとする
「いい反応だな。もっとしてやるよ」
何回も、いろんな場所に、口付けられる。
「俺の印を…………主に…………」
たくさんたくさん兼さんが印をつける。
その度に私は体が反応して
「ひゃあっ…………」
変な声が出てしまう。
「主、もっと他の場所にもしていいか」
「えっ…………」
私の返答を待たずに着物の前を開けられて、胸元に吸い付かれる。
「誰も触れたことのない場所に…………俺の印を…………」
鎖骨を舐められて体が震える。
兼さんの口がどんどん下がっていこうとしたので、私はなんとか口を開いて
「やめて…………」
と弱々しい声を出した。
「いやか」
兼さんが心配したような声で言う。
「まだ…………ちょっと怖い…………」
そう言うと、兼さんは「そうか」と言って唇に短くキスをした。
「慣れてねえのに怖がらせたらダメだよな。 今日はもう寝ようぜ」
「うん。おやすみ、兼さん」
「おやすみ、主」
私達はお互いの腕の中で眠りについた。
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ゆりな - え、これ兼さんの夢？？ぜんぜんキャラ似てないし面白くもない、、、 (2018年2月14日 23時) (
レス) id: b3883b4aac (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - 更新頑張ってください！ (2017年8月12日 22時) (レス) id: fd3cb3c67f (このIDを非表示/違反報告)
えーぽん☆(プロフ) - とても面白いです！！さすが夢小説ですから、最高ですね！！応援しています！！ (2017年8月2日 21時) (レス) id: 90d6d315b5 (このIDを非表示/違反報告)
カニカマ - わいさにわ「夢小説は最高ダナァ！兼さんかっこいいよ！色男！」？？？？「でも主さん…泣いてるよ…？」わいさにわ「せやなぁ…」号泣 (2017年7月24日 0時) (レス) id: f386f0931a (このIDを非表示/違反報告)
カニカマ - ？？？？「かねさんはこんなんじゃないよ」 (2017年7月23日 23時) (レス) id: f386f0931a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひまり | 作成日時：2017年1月5日 20時
