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食器を洗っていると、隣に誰かが立った。
「貸せよ。主1人でやらせられねえだろ」
兼さんだった。お皿をすごいスピードでどんどん洗っていく。
顔は俯いていたが、髪の隙間から見える顔が真っ赤だった。
「ありがとう。兼さん」
私もお皿を洗いながら言った。
兼さんはしばらく黙っていたが、やがて口を開いてこう言った。
「主…………昨日の、気にしてないのか？」
「え？昨日のって…………」
途端に顔が熱くなる。
いや、あれは深夜アニメ見た後だから正確には今日のことなんだけど、ってこんなことどうでもいいや、それより…………
「うん。あの時にも言ったけど、兼さんが好きって言ってくれるのとっても嬉しい」
兼さんは、真剣に、本気で、私のことを好きなのだ。なら、こちらもそれなりのお返しをしなければ。
「だから、私も兼さんを好きになる。兼さんに負けないくらいの好きをあげたい。
私、男子にこんなにドキドキしたことなかったの。たとえかっこよくても、周りには私よりも可愛い女の子達がいて、話すことなんてなかった。けど、兼さんは、こんな私を好きって言ってくれた。
だから、兼さんの気持ちに応えたい！！！！！！…………こんな理由じゃ、ダメ、かな…」
どうしよう。ついに人生で初めて告白っぽいことをしてしまった。恥ずかしくて自然と顔が俯いてしまう。
次の瞬間、顔は兼さんの胸板に押し付けられていた。
「いいのか…………主…………こんな俺で…………」
「うん。だから…………これからもよろしくね」
「ああ」
私はしばらく兼さんの腕の中で兼さんの速い鼓動を感じていた。
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ゆりな - え、これ兼さんの夢？？ぜんぜんキャラ似てないし面白くもない、、、 (2018年2月14日 23時) (
レス) id: b3883b4aac (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - 更新頑張ってください！ (2017年8月12日 22時) (レス) id: fd3cb3c67f (このIDを非表示/違反報告)
えーぽん☆(プロフ) - とても面白いです！！さすが夢小説ですから、最高ですね！！応援しています！！ (2017年8月2日 21時) (レス) id: 90d6d315b5 (このIDを非表示/違反報告)
カニカマ - わいさにわ「夢小説は最高ダナァ！兼さんかっこいいよ！色男！」？？？？「でも主さん…泣いてるよ…？」わいさにわ「せやなぁ…」号泣 (2017年7月24日 0時) (レス) id: f386f0931a (このIDを非表示/違反報告)
カニカマ - ？？？？「かねさんはこんなんじゃないよ」 (2017年7月23日 23時) (レス) id: f386f0931a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひまり | 作成日時：2017年1月5日 20時
