俺の彼女 by R.Y

vol.14 ページ14

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「ふぁ〜」






俺はベッドの中で体を伸ばした








「ん？？？A？」







隣にはAは居なかった









トイレかな？






と、机の上に紙が1枚置いてあった







"昨日夜中に連絡があり、クライアントの件でどうしてもとだったので、仕事してきます。


ごめんね。今日はありがとう！




Aより"








「はあ、まじかよ〜〜」








今日何処か行こうと思ったのに〜〜







久々出掛けられると思ったのに…








俺の仕事柄、堂々と外を出歩いて普通の恋人の様なデートをしたいと思うが、出来ない。









Aはそういう普通の事をしたいんじゃないかと、時々思うが何も言ってこない。









1度だけ、聞いた事がある







「普通のデートとかしたいだろ？」







あ「いや、別に





元々インドアだから外に出たくないし。





何処か行きたい時は言うから気にしないで」








なんて言われた。








心強いが少し寂しくもあった。




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