天下無双の黒天使 V2 【東リべ】 (ページ2)

今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:20,385 hit

34【vs芭流覇羅】ページ2

芭流覇羅(バルハラ)のメンバーが沸き立つのを修がニヒルな笑みで見つめた

ﾀｹﾐｯﾁ「ちょっと待ってください！場地君はマイキーくん達と東卍を作ったメンバーなんですよね！？なんで裏切れるんすか！！！」

いやぁ……無知って怖いね

場地はタケミっちを見つめながら話し出す

ﾊﾞｼﾞ「東卍の創設メンバーだから、東卍を裏切らない？…ﾌｯ、冗談言うなよ」

まぁ、現に1人裏切っちゃったやついるからね

場地は2人目になる、ただ…それだけ……

『タケミっち。君の後ろにいる一虎も私たちと同じ、創設メンバーだよ？』

タケミっちは驚いたように一虎を見つめる

一虎は真顔で私と場地を見つけた後、タケミっちの方を見て微笑んだ

私があげた鈴のピアスが鳴る

タケミっちはなにかに気がついたように一虎の方を見る

ﾊﾞｼﾞ「一虎は東卍を恨んでんだよ…忘れもしねぇ2003年、中一の夏だ。俺たちははしゃいでた」

私は当時のことを思い浮かべながら場地の話を聞く

ついでに、私の右目についても話そうか……

話されるだろうな、きっと

＿＿＿＿

夏にしては、少し肌寒かったあの日

私たちはマイキーに呼ばれてとあるカフェに向かっていた

その日は珍しく一虎と場地と一緒に向かっていた

ｶｽﾞﾄﾗ「お前らもマイキーから呼び出しくらったの？」

ﾊﾞｼﾞ「おぉ、いつもの場所だろ？」

『そうそう、あそこのチョコパ美味しいんだよねぇ〜』

ﾊﾞｼﾞ「お前、あそこのチョコパ大好きだもんなw」

そんな話をしながら向かっていると目の前に不良に絡まれているいかにも真面目そうなやつがいた

真面目そうなやつが殴られたのを見て「あ、」しか感想でない場地は相当だったと思う

あ、一虎は「へ？」だったわ

私？無言www←←

結局そのまま2人は不良に絡んで、相手の懇親の一撃であろう攻撃が入る前に私が相手をけったことで一旦終わった

でも、2人の顔には傷がついていた

それに時間も少し遅れてしまった……やっべ☆

ｶｽﾞﾄﾗ「わりぃ、遅れた。場地がチンピラに絡んでよォ…」

ﾊﾞｼﾞ「てめぇ！俺だけのせいにすんじゃねぇよ！！」

『結局2人してボコられてんだから自業自得ってことで』

店に入ると、パーがなにか黒い服を見ながらはしゃいでいた

よく見るとそれは特攻服(トップク)みたいなものだった

『なぁにを見てるんだい？パーくんよ』

ﾊﾟｰ「東卍の特攻服(トップク)ができてんだよ…！！」