世界最速の彼女は色んな人に好かれるようです？【Dr.STONE】 (ページ6)

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私たちは外に出て、石化した燕を地面におき、ナイタール液をかけた

千空「教えてやるよデカブツ。“科学では分からないこともある”じゃねぇ」

そう行ってる間に石が割れている音が聞こえる

千空「わからねぇことにルールを探す。そのクッソ地道な努力を

“科学”って呼んでるだけだ…！」

燕は空に向かって飛んだ

だんだんそれがぼやけて見えた

あぁ、そうか…

『泣いてるんだ…自分』

何もわからなかったあの暗闇から、ここまでの道のりが大変で

でも、こうやってどうすれば石化が解けるのかが分かって

今まで頑張ったものが形になって

嬉しいのか。

千空「実験始めて1年…意外と早かったなぁ。フッ、地道なもんだ。ファンタジーに化学で勝ってやんぞ。」

そうだ、やってやろうじゃないか

いつか、見つけてやろう

あの霊長類最強も＿

あの若干憎たらしい従兄弟も＿

突然私たちと合わなくなったバカ兄貴も＿

『全員見つけて、復活させてやろうじゃん』

そして言ってやる

“化学で解明できないことは、ないんだよ”って

千空「唆るぜ、これは…！」

妙に耳に入ったその言葉

私の心に深く刺さった…